「物怖じしない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「物怖じしない」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「物怖じしない」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「物怖じしない」の意味
- 「物怖じしない」の表現の使い方
- 「物怖じしない」を使った例文と意味を解釈
- 「物怖じしない」の類語や類義語
「物怖じしない」の意味
「物怖じしない」とは、何も怖がらずにいる、しっかりしているという意味で使う言葉です。
- 「物怖じしない」の読み方
「物怖じしない」の読み方
「物怖じしない」の読み方は、「ものおじしない」になります。
「物怖じしない」の表現の使い方
「物怖じしない」を使った表現を紹介します。
「物怖じしない」の「物怖じ」とは、臆病で、ちょっとしたことにも怖いと感じることを言います。
それを「しない」と否定していますので「物怖じしない」とは堂々とした振舞いで、何も怖がらないといった意味になるのです。
「彼女は物怖じしないタイプだから安心だ」「新人なのに物怖じしないとはなかなかやるな」というように、しっかりしている、堂々としていると、好意的な意味合いで使われることが多いでしょう。
一方で「昔から物怖じしないタイプで態度が悪い」などと表現されますのは、堂々としていると褒めているよりは、態度が大きいと悪い意味合いを遠回しに言っていることもありますので、解釈には注意が必要です。
「物怖じしない」を使った例文と意味を解釈
「物怖じしない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「物怖じしない」を使った例文1
- 「物怖じしない」を使った例文2
「物怖じしない」を使った例文1
「うちの子猫は、物怖じしないタイプで誰が来ても隠れない」
猫には様々な性格がありますが、例文の場合は臆病ではなく、怖がらないということを「物怖じしないタイプ」と表現しています。
「物怖じしない」を使った例文2
「彼女の、物怖じしない態度に、社長は逆に好感を持ったようだ」
大胆で、言いたいことは誰が相手でもはっきりと言うといった行動を「物怖じしない態度」と使います。
無礼だと思われることもありますが、例文のようにそのような態度が正直で嘘がないと気に入られることもあります。
「物怖じしない」の類語や類義語
「物怖じしない」の類語や類義語を紹介します。
- 「恐れ知らず」【おそれしらず】
- 「心臓が強い」【しんぞうがつよい】
「恐れ知らず」【おそれしらず】
「恐れ知らず」とは、怖いという気持ちにならない、何事にも大胆な人のことを言う言葉です。
「社長にはっきり意見を言うなんて、あいつは何て恐れ知らずなのだ」「若い時は恐れ知らずと言うか、考えるより先に動いていたような気がします」などと使います。
「心臓が強い」【しんぞうがつよい】
「心臓が強い」とは、度胸があること、またそのような人に使います。
「本当に彼女は心臓が強い、見ているこっちの方がどうかなりそうだ」「彼は心臓が強いからいいかもしれないが、フォローするこっちの身にもなって欲しいものだ」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「物怖じしない」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。