「底が浅い」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「底が浅い」の意味

「底が浅い」とは、考えていること、内容そのものに深みがなく、人に対して言えば、器量、力量の到達度が低く、十分なものを備えていないことを言います。

• 「底が浅い」の読み方

「底が浅い」の読み方

「底が浅い」の読み方は、「そこがあさい」になります。

「底が浅い」の表現の使い方

「底が浅い」を使った表現を紹介します。

「底が浅い」とは、物事に対して深みがない、到達度が低い、十分な程度まで達していないという意味で使います。

つまり意味合いとしてはいいことではなく悪いことに使われることが多いと解釈されます。

人に対して、表面的なことしか言えない、できない、力量不足のことを「あいつは底が浅い」と陰で言うのです。

直接本人に言う場合は、皮肉、叱責、暴言といった形になりますので注意しておきましょう。

また、物事に対して十分なレベルに達していない状態のことも「底が浅い」と表現します。

「底が浅い知識」などはよく使われる言い回しでしょう。

「底が浅い」を使った例文と意味を解釈

「底が浅い」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「底が浅い」を使った例文1
• 「底が浅い」を使った例文2

「底が浅い」を使った例文1

「あれこれ言っていたが、彼が底が浅い男だということが余計はっきりした」

口だけは立派なことを言っても行動が伴っていない、物事の取りかかりが遅かったり、洞察力がない、何事も甘さがあるといった性質などをまとめて「底が浅い」と表現することができます。

例文のように、あれこれ言えば言うほど「底が浅い」ことがばれてしまうということになります。

「底が浅い」を使った例文2

「そんな底が浅い知識で彼を言い負かそうなんて、君も馬鹿なことをしたものだ」

「底が浅い知識」とは経験値が少ない、理解度が十分でない、内容に深みがなく誰でも知っている程度の知識という意味になります。

つまり例文のように、相手を納得させるだけの知識量は持っていないということを言い表しているのです。

「底が浅い」の類語や類義語

「底が浅い」の類語や類義語を紹介します。

• 「底が知れる」【そこがかける】
• 「品性に欠ける」【ひんせいにかける】

「底が知れる」【そこがかける】

「底が知れる」とは、相手の程度が低いとわかること、浅いという意味になります。

「あの振舞いを見ていれば、彼女の努力とやらの底が知れるというものだ」などと使います。

「品性に欠ける」【ひんせいにかける】

「品性に欠ける」とは、気高さ、品というものが感じられない、悪いという意味で使う言葉です。

「彼女はあのような品性に欠ける振舞いをして恥だと思わないのだろうか」「何とも品性に欠ける物言いだ」などと使います。