「耳当たり」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「耳当たり」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「耳当たり」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「耳当たり」の意味
- 「耳当たり」の表現の使い方
- 「耳当たり」を使った例文と意味を解釈
- 「耳当たり」の類語や類義語
「耳当たり」の意味
「耳当たり」とは、何かを聞いた時に受ける印象、感じという意味で使います。
- 「耳当たり」の読み方
「耳当たり」の読み方
「耳当たり」の読み方は、「みみあたり」になります。
「耳当たり」の表現の使い方
「耳当たり」を使った表現を紹介します。
「耳当たり」とは何かを聞いた時の感覚、印象という意味合いで使います。
本来であれば「耳触り」という言葉が正しいのでしょう。
この言葉は「口当たり」の耳バージョンとしてできたのかもしれませんが「正しくない」と受け入れない人もいます。
しかし意味的には何となく通じてしまう、そのような言葉であると解釈しておくといいでしょう。
例えば「耳当たりのいいことを言う人」とは、聞いた時にいい感じになる、嬉しくなることを言う人という意味合いになりますので、お世辞を言う人ということです。
「耳当たりのいい話」とは、上手い話、いい話、自分にとって都合がいい話であるとなります。
「耳当たり」を使った例文と意味を解釈
「耳当たり」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「耳当たり」を使った例文1
- 「耳当たり」を使った例文2
「耳当たり」を使った例文1
「耳当たりのいいことばかり言う取り巻きが彼女を甘やかしてしまった」
お世辞を言ったり、甘やかしたり、その人にとって美味しいと思われる都合のいい話を言うことを「耳当たりのいいことばかり言う」という言い方で表しています。
このような行動は本人を甘やかし、駄目にしてしまうということに繋がります。
例文は、取り巻き連中が「耳当たり」のいいことばかりを言って、甘やかしてしまったと嘆いているのです。
「耳当たり」を使った例文2
「あいつは、耳当たりが悪いことは聞きたくない奴だからアドバイスなんてしても無駄だ」
「耳当たりの悪いこと」とは、聞いていて不愉快であったり、聞きたくないお説教、自分を批判する内容などがあげられるでしょうか。
そのような苦言を耳にしたくないと突っぱねる人は、成長がありませんし、例文のようにアドバイスをしても無駄な人であると諦められてしまうのです。
「耳当たり」の類語や類義語
「耳当たり」の類語や類義語を紹介します。
- 「耳触り」【みみざわり】
- 「聞こえ」【きこえ】
「耳触り」【みみざわり】
「耳触り」とは、聞いた時の感じ、印象という意味になります。
「それは彼にとって、非常に耳触りのいいセリフだった」「耳触りのいい話しか彼女は聞く気がないし、もう説得するのは諦めた方がいい」などと使います。
「聞こえ」【きこえ】
「聞こえ」とは、音が聞こえるという意味の他に、噂、評判、世間の思惑などという意味合いもあります。
「彼女は仕事ができると聞こえが高い」「こんなことがばれたら、世間の聞こえが悪いから困る」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「耳当たり」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。