「口約束」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「口約束」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「口約束」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「口約束」の意味
- 「口約束」の表現の使い方
- 「口約束」を使った例文と意味を解釈
- 「口約束」の類語や類義語
「口約束」の意味
「口約束」とは、言葉で交わしたのみの約束のことを言います。
- 「口約束」の読み方
「口約束」の読み方
「口約束」の読み方は、「くちやくそく」になります。
「口約束」の表現の使い方
「口約束」を使った表現を紹介します。
「口約束」とは正式な契約書などを交わさずに、お互いの言葉だけで約束をすることを言います。
それゆえに「口約束」というのは守られないことも多く、また守らなくても特に法的に罰せられるということもないのです。
とは言いましても適当に「口約束」を繰り返しますと、人間性が疑われ信用をなくしますので気をつけなければならない行動とも言えるでしょう。
使い方としては「口約束など当てにならない」「口約束だが、一応約束をとりつけてきた」という風に使います。
前者は「口約束」なので信用できないということを表しているのですが、後者は「口約束」ではあるが約束は約束だと前向きにとらえていることがわかります。
「口約束」を使った例文と意味を解釈
「口約束」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「口約束」を使った例文1
- 「口約束」を使った例文2
「口約束」を使った例文1
「口約束だからと言って、平気で反故にするような人は私は嫌いだ」
書面など証拠となるものを特に残さず、言葉で約束をしたことを「口約束」と言います。
「口約束」は後になって取り消すことは容易です。
人によっては「そんなこと言っていない」と忘れたふりをすることもあるでしょう。
例文は「口約束」だからと簡単に取り消しにするような人は嫌いだと言い表しているのです。
「口約束」を使った例文2
「酔った時の口約束をちゃんと覚えてくれていたなんて、感激だ」
言葉だけでの約束を「口約束」と言います。
酔った時は気が大きくなって調子のいいことを言ったり「口約束」をすることもあるかもしれません。
例文は、酔った上での言葉ということでそれほど信じていなかったことでもしっかり守ってくれたという嬉しさを言い表しているのです。
「口約束」の類語や類義語
「口約束」の類語や類義語を紹介します。
- 「口頭で約束」【こうとうでやくそく】
- 「紳士協定」【しんしきょうてい】
「口頭で約束」【こうとうでやくそく】
「口頭で約束」とは文書ではなく、口で言う約束のことです。
「君が先日、口頭で約束したことを忘れるな」「口頭で約束じゃ、信用できません」などと使います。
「紳士協定」【しんしきょうてい】
「紳士協定」とは、正式な形ではなくとも、相手を信頼することで結ぶ取り決めのことを言います。
「みんなで隠しているのは、いわゆる紳士協定というやつだ」「こんな状態でも、一応、紳士協定は守られている」という風に使います。
いかがでしたでしょうか。
「口約束」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。