「厳重に取り扱う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「厳重に取り扱う」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「厳重に取り扱う」の意味
- 「厳重に取り扱う」の表現の使い方
- 「厳重に取り扱う」を使った例文と意味を解釈
- 「厳重に取り扱う」の類語や類義語
「厳重に取り扱う」の意味
「厳重に取り扱う」の意味は以下の2つです。
1つ目は「危険品や非常に壊れ易いものに対して、細心の注意を払って処理をすること」という意味です。
ちょっとした刺激に反応して変化を起こしたり、破損する可能性のあるものに対して、動かす際にこれ以上ない程丁寧に、慎重に対処することを言います。
2つ目は「重要人物として応対すること」という意味で、相手が重要な秘密を知っていたり、目を離すと危険な行為をする可能性がある時に、警戒したり監視したりすることを言います。
- 「厳重に取り扱う」の読み方
- 「厳重に取り扱う」を分解して解釈
「厳重に取り扱う」の読み方
「厳重に取り扱う」の読み方は、「げんじゅうにとりあつかう」になります。
「厳重」を「がんじゅう」と読み間違わない様にしましょう。
「厳重に取り扱う」を分解して解釈
「厳重に取り扱う」は「厳重に+取り扱う」で成り立っています。
「厳重に」は名詞「厳重」の副詞形で「いい加減にせずにきびしくすること」「おごそかで重々しい様子」という意味があります。
「取り扱う」は「ものを動かす」「操作する」「処理する」「人を世話する」「接待する」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「厳しい態度で処理する」「気を緩めずに人に接する」という意味で使われています。
「厳重に取り扱う」の表現の使い方
「厳重に取り扱う」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
文法的な使い方
「厳重に取り扱う」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「厳重に取り扱い」になり、名詞形は「厳重な取り扱い」になります。
「厳重に取り扱う」を使った例文と意味を解釈
「厳重に取り扱う」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「厳重に取り扱う」を使った例文1
- 「厳重に取り扱う」を使った例文2
「厳重に取り扱う」を使った例文1
「液体の薬品なので、厳重に取り扱った」
液体の薬品で容器が破損すると大変なことになるので、慎重に運んだことを表します。
「厳重に取り扱う」を使った例文2
「容疑者が逃げない様に厳重に取り扱う」
容疑者が逃走しない様に、監視を厳しくして護送したことを表しています。
「厳重に取り扱う」の類語や類義語
「厳重に取り扱う」の類語や類義語を紹介します。
- 「最高レベルで接する」【さいこうれべるでせっする】
- 「取扱注意」【とりあつかいちゅうい】
「最高レベルで接する」【さいこうれべるでせっする】
「これ以上ない程丁重な態度で対応すること」という意味です。
「取扱注意」【とりあつかいちゅうい】
「運送業界で、ガラスや陶器、人形や機械等、丁寧に扱うべきものに対する用語」です。
「ワレモノ注意」と併用されることも多くあります。
「厳重に取り扱う」は「危険品や非常に壊れ易いものに対して、細心の注意を払って処理をすること」「重要人物として応対すること」という意味があります。
非常に重要な人やものに接する時に使いましょう。