「巨額の富」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「巨額の富」の意味

「巨額の富」とは、非常に多い財産、金銭という意味で使う言葉です。

• 「巨額の富」の読み方

「巨額の富」の読み方

「巨額の富」と書いて「きょがくのとみ」と読みます。

「巨額の富」の表現の使い方

「巨額の富」を使った表現を紹介します。

「巨額の富」の「巨額」とは非常に金額が多い、沢山の財産といった意味になります。

「富」とは複数の意味合いがある言葉で、多大なお金、財産、価値のある資源や物質という意味になります。

つまり「巨額の富」とは莫大な財産、非常に多くのお金といったことを表現したい時に使う言葉です。

「巨額の富」自体にいい意味も悪い意味もありませんが、前後にある言葉で意味合いは変わりますので、使い方や理解には注意しましょう。

例えば「一代で巨額の富を築いた」などはよく使われる言い回しであり、お金持ちの人を褒める言葉としても問題はそれほどないでしょう。

しかし「巨額の富が、争いの元になる」「巨額の富が入って傲慢になった」「巨額の富は人を変える」などと使いますと、どこか大金で人が醜い争いをしたり、性格が悪くなってしまうといったネガティブな印象を与えてしまいます。

「巨額の富」を使った例文と意味を解釈

「巨額の富」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「巨額の富」を使った例文1
• 「巨額の富」を使った例文2

「巨額の富」を使った例文1

「あの人は、一生で使いきれないほどの巨額の富を持っているのにケチだ」

沢山の財産、沢山のお金といった意味が「巨額の富」にはあります。

つまり大金持ちの人のことでもあるのですが、そのように沢山のお金を持っているのに、お金を使わない、ケチであると例文は言い表しているのです。

簡単に言い換えるならば「大金持ちなのにケチ」となり、例文は悪口であるというわけです。

「巨額の富」を使った例文2

「巨額の富があっても、彼はそれほど幸せそうではない」

多大な財産を持っていることを「巨額の富がある」と表現します。

例文の場合は、多大な財産があっても幸せそうには見えないと伝えているのです。

「巨額の富」の類語や類義語

「巨額の富」の類語や類義語を紹介します。

• 「莫大な資産」【ばくだいなしさん】
• 「うなるほどの金」【うなるほどのかね】

「莫大な資産」【ばくだいなしさん】

「莫大な資産」とは極めて沢山の土地やお金などの財産という意味になります。

「姉は、莫大な資産を持っている人に嫁いだ」「莫大な資産があっという間になくなった」などと使います。

「うなるほどの金」【うなるほどのかね】

「うなるほどの金」とはお金が沢山あって、外にあふれるほどであるという意味になります。

「彼女は質素にしているが、うなるほどの金を持っているはずだ」「たとえ、うなるほどの金があったとしても、彼とは結婚したくない」などと使います。