「まつわる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「まつわる」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、積極的に使われることはあまりないかもしれませんが、色々な文書やコラムでも目にすることがあります。
そこで今回はこの「まつわる」にフォーカスして、言葉の意味や活用の場面を紹介していくことにします。
目次
- 「まつわる」とは?意味
- 「まつわる」の表現の使い方
- 「まつわる」を使った例文と意味を解釈
- 「まつわる」の類語や類義語
「まつわる」とは?意味
「まつわる」とは、「(物や人が)絡み付く」、「つきまとって離れない」、「ベッタリとくっついている」という意味があります。
この他にも「関係や縁があること」という意味で使われることがあります。
「まつわる」の表現の使い方
「まつわる」は「絡んだりぴったりとついて離れない」という意味では、「電気コードが足元にまつわる」というような使い方ができます。
他には、「関係や縁がある」という解釈から伝説的な物事を説明する時にも使われることがあります。
「キリスト教にまつわる出来事」といってような使い方ができます。
「まつわる」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「まつわる」を使った礼儀を見ながら具体的な活用シーンを見ていくことにしましょう。
- 「まつわる」を使った例文1
- 「まつわる」を使った例文2
「まつわる」を使った例文1
「この神社には、鬼伝説にまつわる話がたくさん残っていることから、多くのスピリチュアルファンが訪れるようになった」
日本の至る所に神秘的な伝説にまつわる話が残る建物やスポットがあります。
精神世界、すなわちスピリチュアルの分野が人気を集めていますが、そんな世界に関心を持つ人達が、そのような場所を訪れています。
この例文のような鬼伝説に「まつわる」歴史的な建物もたくさんあります。
「まつわる」を使った例文2
「母親の足にまつわる幼い子供の姿がとても健気でたまらない」
ここでの「まつわる」は「ぴったりと足元にくっつき、親元を離れることがない」という解釈ができます。
人見知りの激しい幼い子供が周りの人達を怖がり、親から離れることができないような光景です。
「まつわる」の類語や類義語
「まつわる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「まとわりつく」【まとわりつく】
- 「関連する」【関連する】
「まとわりつく」【まとわりつく】
「まとわりつく」が「まつわる」と同じ意味を持つ言葉として使うことができます。
「そばにずっと付いて中々取れない、離れない」という意味になりますが、この解釈だと、「まつわる」よりもポピュラーな言葉かもしれません。
「関連する」【関連する】
「関係する」や「関わりのある」という意味を持つ「関連する」という表現も「まつわる」と同じ意味を持っています。
この時言葉は、「縁のある」という解釈の「まつわる」の類義語と理解することができます。
「まつわる」という言葉は、「絡み付く」という意味と「関係のある」という2つの解釈の仕方がありますが、一般的には後者の意味で使われることが多い印象を受けます。
そのために、昔の歴史に「まつわる」伝説的なことについてや、前述のスピリチュアル的なシチュエーションでよく目にすることが多いかもしれません。