「PPCA」とは?!意味を解説
この「PPCA」は、地球環境の為に発足した国際的な団体の略称です。
目次
- 「PPCA」とは?
- 「PPCA」の概要
「PPCA」とは?
「PPCA」とは、脱石炭連盟“Powering Past Coal Alliance”が略された言葉で、石炭に頼らないクリーンなエネルギーの活用を推奨する目的で発足した団体です。
加盟している国の政府や自治体の首長などによる共同運営となっており、2017年11月に発足したばかりですが、これに加盟する国や自治体は日々増加しており、2018年8月の時点で約150の国や自治体が参加しています。
特にアメリカのカリフォルニア州やニューヨーク市(別々に加盟しています)は、この団体の為に公的年金基金の一部を活動資金として提供しているという力の入れようで、団体自体の運営にも大きく関わっています。
「PPCA」の概要
日本ではあまり耳慣れないこの「PPCA」ですが、それもそのはず、日本は国としても自治体としても、現在(2019年10月)まで一切これに加盟していません。
それは、原発が序々に廃止されていく動きから、発電にどうしても石炭に頼らざるを得ないという事情がある為です。
だからと言って、日本が全く地球環境を考えていないという訳ではなく、世界に先駆けて市販化似成功したハイブッドカーなど、他の分野で大きく貢献しているのは言うまでもないでしょう。
韓国も2018年10月からこの団体に国として加盟しました。
その為、日本は遅れているといった指摘もあるようですが、前述のような事情もあり、今後も加盟は難しいと考えられています。
これは国としての事情なので、他国からどうこうと言われるものではありません。