「共用」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
オフィスや日常会話で「共用」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「共用」の意味
- 「共用」の表現の使い方
- 「共用」を使った例文と意味を解釈
- 「共用」の類語や類義語
「共用」の意味
「共用」の意味は以下の2つです。
1つ目は「1つのものを、2人以上で一緒に使うこと」という意味で、公共施設のものを皆で平等に使ったり、あるものを所有者の承諾を得て他人が使える様にすることを言います。
2つ目は「2種類以上のものに共通して使えること」という意味で、パーツやソフトなど汎用性がある物のことを言います。
- 「共用」の読み方
- 「共用」の言葉の成り立ち
「共用」の読み方
「共用」の読み方は、「きょうよう」になります。
「ともよう」と読み間違わない様にしましょう。
「共用」の言葉の成り立ち
「共用」の「共」は「大きなものを両手で持って捧げる様子」を表す漢字で、「ともに」「一緒に」という意味があります。
「用」は「必要とされること」「役に立つこと」「するべきこと」「費用」「用便」「名詞の下に付き『~の為に使うもの』」という意味があります。
これらの漢字が組み合わさり「一緒に使うもの」「共に役立つもの」という意味出使われています。
「共用」の表現の使い方
「共用」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「共用」と「共有」の使い分け
文法的な使い方
「共用」は名詞であり、文末に使う時には動詞を伴って「共用する・した」になります。
複合語として「共用トイレ」「共用風呂」など幅広く使われます。
「共用」と「共有」の使い分け
「共用」と似た言葉に「共有」があります。
「共用」は「1つのものを2人以上で一緒に使うこと」という意味です。
「共有」は「1つのものを2人以上で一緒に所有すること」という意味です。
バス・トイレなど、実際に使用するものは「共用」で、財産など名義があるものは「共有」を使います。
「共用」を使った例文と意味を解釈
「共用」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「共用」を使った例文1
- 「共用」を使った例文2
「共用」を使った例文1
「寮に入ったらキッチンは共用になる」
会社の寮に入ることになったのですが、キッチンは1箇所で全員で使用するシステムになっていることを表しています。
「共用」を使った例文2
「妹とアクサセリーを共用している」
妹と好みが合うので、お互いが買ったアクサセリーをどちらが使ってもいいことにしていると言っています。
「共用」の類語や類義語
「共用」の類語や類義語を紹介します。
- 「兼用」【けんよう】
- 「シェア」【しぇあ】
「兼用」【けんよう】
「1つのものを2つ以上の目的に使うこと」「1つのものを2人以上で使うこと」という意味です。
「シェア」【しぇあ】
英語“share”が日本語化した言葉で「2人以上で使うこと」「分配したり分け合うこと」「マーケットシェアの略」という意味です。
「共用」は「1つのものを、2人以上で一緒に使うこと」「2種類以上のものに共通して使えること」という意味です。
2人以上で1つのものを、ルールを守って使い回している時の表現です。