「珍しくない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「珍しくない」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「珍しくない」の意味
- 「珍しくない」の表現の使い方
- 「珍しくない」を使った例文と意味を解釈
- 「珍しくない」の類語や類義語
「珍しくない」の意味
「珍しくない」の意味は「特に稀なものではないこと」です。
何かを見たり聞いたりした時に、今まで見聞きしたことが何度もあり、これからもその様な機会が多いと思われることを言います。
会話に使われる場合には、ありふれているものに対して「興味がない」「関心を持たない」という意味で使われます。
- 「珍しくない」の読み方
- 「珍しくない」を分解して解釈
「珍しくない」の読み方
「珍しくない」の読み方は、「めずらしくない」になります。
特に難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。
「珍しくない」を分解して解釈
「珍しくない」は「珍しく+ない」で成り立っています。
「珍しく」は動詞「珍しい」の連用形で、「見慣れない様子」「あまり例を見ないこと」「貴重なこと」「心が引かれること」「斬新で目新しいこと」という意味があります。
「ない」は打消しの助動詞で、「見慣れないことはない」→「見慣れている」、「例を見ないことはない」→「よく見掛ける」、「貴重ではない」→「ありふれている」という意味で使われています。
「珍しくない」の表現の使い方
「珍しくない」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 特に感動しない時にも使う
文法的な使い方
「珍しくない」は打ち消しの助動詞が付いていますので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「珍しくなく」になります。
特に感動しない時にも使う
「珍しくない」は、あるものを見聞きして特に感動しない時に使われます。
ありふれたものを見聞きして、そのものごとに対して心が動かされない時の表現です。
「珍しくない」を使った例文と意味を解釈
「珍しくない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「珍しくない」を使った例文1
- 「珍しくない」を使った例文2
「珍しくない」を使った例文1
「この辺りでシカが目撃されるのは珍しくない」
閑静な住宅街ですが、エサを求めて山からシカが降りてきて、住宅街まで移動してくることがあり、よく見られる光景であることを表しています。
「珍しくない」を使った例文2
「女性のタクシードライバーも珍しくなくなった」
昔はタクシードライバーというと男性の仕事でしたが、最近では女性のドライバーもよく見掛ける様になったことを表しています。
「珍しくない」の類語や類義語
「珍しくない」の類語や類義語を紹介します。
- 「間々あることだ」【ままあることだ】
- 「有りがちな」【ありがちな】
「間々あることだ」【ままあることだ】
「ときどきある、よくあるなど、頻繁に発生すること」という意味です。
「間々」とは「物と物のすき間」を表し、「何かの合間ごとにあること」という意味からきています。
「有りがちな」【ありがちな】
「多くの人が今迄に経験したことがある状況」「よくある人の言動のこと」という意味です。
「珍しくない」はは「特に稀なものではないこと」という意味です。
特に注意を引いたりや関心を持てないものに対して使いましょう。