「意馬心猿」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「意馬心猿」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「意馬心猿」という言葉を使った例文や、「意馬心猿」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「意馬心猿」とは?意味
- 「意馬心猿」の表現の使い方
- 「意馬心猿」を使った例文や短文など
- 「意馬心猿」の類語や類義語・言い換え
「意馬心猿」とは?意味
「意馬心猿」には、「心が煩悩や欲望のために働いていて、抑えがたいこと」という意味があります。
- 「意馬心猿」の読み方
- 「意馬心猿」の由来
「意馬心猿」の読み方
「意馬心猿」の読み方は、「いばしんえん」になります。
「意馬心猿」の由来
「意馬心猿」は、乱れ動く心を、走る馬、騒ぐサルに例えたところから生まれた言葉になります。
「意馬心猿」の表現の使い方
「意馬心猿」の表現の使い方を紹介します。
「意馬心猿」には、「心が煩悩や欲望のために働いていて、抑えがたいこと」という意味があります。
そこで、心が煩悩や欲望のために働き、抑えられないと感じる時に、「意馬心猿」という言葉を使ってみましょう。
例えば、食事が好きなだけでなく、毎食のように食べ過ぎてしまう人がいるかもしれません。
このように食欲に支配されて、抑えがたい様子は、「意馬心猿」と言えます。
そこで、「食べ過ぎてしまう自分は、意馬心猿な状態だ」などと、「意馬心猿」という四文字熟語を使ってみましょう。
「意馬心猿」を使った例文や短文など
「意馬心猿」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「意馬心猿」を使った例文1
- 「意馬心猿」を使った例文2
「意馬心猿」を使った例文1
「思春期の自分を四文字熟語にすれば、『意馬心猿』だった」
この例文は、思春期の頃の自分を、四文字熟語に例えるなら、「意馬心猿」だという文章になります。
思春期の頃は、食べ物にも異性にも欲望を持ち始める時期で、睡眠欲も強い時期のため、これらの欲望に支配されていたのかもしれません。
このように「意馬心猿」には、「心が煩悩や欲望のために働いていて、抑えがたいこと」という意味があります。
「意馬心猿」を使った例文2
「『意馬心猿』な様子の友達が、ナンパを繰り返す」
この例文は、欲望の中でも異性を求める欲望に心を動かされている友達が、毎晩のようにナンパをしていたという文章になります。
特に男性は、思春期に異性を求める気持ちが強く、「意馬心猿」になりやすいかもしれません。
「意馬心猿」の類語や類義語・言い換え
「意馬心猿」の類語や類似を紹介します。
- 「煩悩」【ぼんのう】
- 「欲望」【よくぼう】
「煩悩」【ぼんのう】
「煩悩」には、「心身を悩ませ、苦しめる、精神を汚す精神作用」という意味があります。
「煩悩に支配される」「煩悩にさいなまれる」などという使い方をします。
「欲望」【よくぼう】
「欲望」には「不足を感じて、これを満たそうと強く望むこと」という意味があります。
「欲望に心が支配される」という文章は、「何かを満たそうと、強く望む思いに、心が支配されてしまうこと」を意味します。
「欲望が止まらない」などという使い方をします。
「意馬心猿」という言葉について見てきました。
心が煩悩や欲望のために働いていて、抑えがたい時、「意馬心猿」という言葉を使ってみましょう。