「萎びる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「萎びる」という表現は「キャベツが萎びていました」や「高齢になると心身が萎びてしまいやすいのです」などの文章で使われますが、「萎びる」はどんな意味を持っているのでしょうか?
「萎びる」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「萎びる」の意味
- 「萎びる」の表現の使い方
- 「萎びる」を使った例文と意味を解釈
- 「萎びる」の類語や類義語
「萎びる」の意味
「萎びる」という表現は、「内部の水分が失われて、張りやつやがない縮んだような状態になること」を意味しています。
また「萎びる」という言葉には、「衰えたり枯れたりして、新鮮さ・若々しさ(生き生きとした感じ)が失われること」といった意味合いもあります。
- 「萎びる」の読み方
「萎びる」の読み方
「萎びる」の読み方は、「しなびる」になります。
「萎びる」の表現の使い方
「萎びる」の表現の使い方を紹介します。
「萎びる」の表現の使い方は、「果物・野菜などの内部の水分が失われて、張りが無くなった状態」を指して使う使い方になります。
例えば、「萎びたキュウリやナスをお客様にお出しするわけにはいきません」といった文章で、「萎びる」の表現を正しく使えます。
また「萎びる」という表現は、「生命力が衰えて、若々しさ・みずみずしさを失ってしまった状態」という意味でも使用することができます。
「萎びる」を使った例文と意味を解釈
「萎びる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「萎びる」を使った例文1
- 「萎びる」を使った例文2
「萎びる」を使った例文1
「冬に乾燥した場所に長く放置していると、野菜・果物はすぐに萎びてしまいやすいのです」
この「萎びる」を使った例文は、「萎びる」という表現を、「野菜・果物はすぐに水分を失って、新鮮さ・張りのない状態になりやすい」という意味を持つ文章で使っています。
「萎びる」を使った例文2
「細く萎びてはいるが温かいその老女の手に触れると、彼女が生きてきた長い人生の歳月を思わずにはいられませんでした」
この「萎びる」を使った例文は、「細くて若々しさ(生き生きとした感じ)を失ってはいるが温かいその老女の手」という意味合いで、「萎びる」の表現を使用しています。
「萎びる」の類語や類義語
「萎びる」の類語や類義語を紹介します。
- 「萎れる」【しおれる】
- 「萎える」【なえる】
「萎れる」【しおれる】
「萎れる」という表現は、「植物が生気を失ってぐったりとすること」や「気力が衰えて元気がなくなること」を意味しています。
その意味から、野菜・果物などが水気を失って張りがなくなることを示す「萎びる」の類語(シソーラス)として、「萎れる」を指摘することができます。
「萎える」【なえる】
「萎える」という言葉は、「植物などがしおれて、ぐったりした様子になること」や「気力・体力が衰えて弱ってしまうこと」を意味しています。
この意味合いから、「萎える」の表現を、「衰えて生命力・みずみずしさを失うこと」を示す「萎びる」の類義語として解釈することができます。
この記事で説明した「萎びる」の表現には、「水分が失われて、みずみずしさがない縮んだ状態になること」や「衰退して新鮮さ・若々しさを失うこと」などの意味があります。
「萎びる」の類語・類義語として、「萎れる」「萎える」などがあります。
「萎びる」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。