「初心に返る」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「初心に返る」の意味

これは「何かをしようと決心した時や最初に思い立ったときの純粋な気持ちに変える」という意味で、「物事を最初に始めた頃の気持ちや心構えを改めて思い出す」という意味になります。

何かを始めるときには高い目標を持ち、努力をするものですが、時間が経つに従ってそのような目標を忘れてしまうということもあるのではないでしょうか。

このような時に最初に思っていた高い目標を思い出す、という意味で「初心に返る」と言われます。

• 「初心に返る」の読み方

「初心に返る」の読み方

「初心に返る」の読み方は、「しょしんにかえる」になります。

日常的な会話でも使われますので、ぜひ覚えておきましょう。

「初心に返る」の表現の使い方

「初心に返る」の表現の使い方を紹介します。

例えば英会話を習い始める時、「毎日少しずつ勉強して英検を取得したい」「高い点数をTOEICでとってみたい」などと目標を掲げる人も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ英会話を始めてからは忙しくて、そこまで勉強できていないということもあるかもしれません。

このままではいけないと思った時、「初心に返ってもう一回頑張ろう」などということがあります。

「初心に返る」を使った例文と意味を解釈

「初心に返る」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「初心に返る」を使った例文1
• 「初心に返る」を使った例文2

「初心に返る」を使った例文1

「初心に返ってダイエットをしたいと思います」

ダイエットは女性の永遠の課題かもしれません。

ダイエットをしたいと思いながらも、2日目3日目ほどは確かに頑張るのに、1週間たったらダイエットのことを忘れてしまい、ケーキをたくさん食べてしまったなどという人もいるのではないでしょうか。

しかし、ダイエットをしたいと思うという事はそれなりに痩せたいという気持ちがあるからです。

ダイエットに対する気持ちが薄れてしまったら、「初心に返る」ことも大切かもしれません。

「初心に返る」を使った例文2

「仕事で忙しく、子育ての初心に返る必要がありそうです」

最近は仕事をする女性が増えましたが、その一方で仕事と子育ての両立に悩む人も多いのではないでしょうか。

仕事で忙しく、子供に対してどうしてもイライラしてしまうという悩みを抱える女性は珍しくありません。

子供と十分な時間が取れていないと感じた時、子供が生まれたときの「初心に返り」、子供に向き合っていきたいと感じる人もいるのではないでしょうか。

「初心に返る」の類語や類義語

「初心に返る」の類語や類義語を紹介します。

• 「純粋な気持ちを取り戻す」【じゅんすいなきもちをとりもどす】
• 「初心に立ち返る」【しょしんにたちかえる】

「純粋な気持ちを取り戻す」【じゅんすいなきもちをとりもどす】

「純粋な気持ちを取り戻す」は「最初の初な気持ちを取り戻す」という意味です。

「物事を始めた時に感じていた純粋な気持ちを取り戻す」ということになります。

「初心に立ち返る」【しょしんにたちかえる】

「初心に立ち返る」というのは「気持ちを新たにする」という意味です。

「身の引き締まる思い」などと言われることもあります。