「耳にしない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「耳にしない」という言葉を使うことがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「耳にしない」の意味
- 「耳にしない」の表現の使い方
- 「耳にしない」を使った例文と意味を解釈
- 「耳にしない」の類語や類義語
「耳にしない」の意味
「耳にしない」の意味は、以下の2つです。
1つ目は「人からその話を全く聞かない」という意味です。
こちらは「人から直接その内容が入って来ない」ことや「ちらりとでも人が話している様子がない」ことを言います。
2つ目は「ある情報がテレビやネットなどで入って来ない」という意味です。
こちらは「直接耳で聞くことがない」というよりも、「見たり聞いたりしないこと」を言います。
- 「耳にしない」の読み方
- 「耳にしない」を分解して解釈
「耳にしない」の読み方
「耳にしない」の読み方は、「みみにしない」になります。
とてもシンプルな漢字ですので読み書きできる様にしておきましょう。
「耳にしない」を分解して解釈
「耳にしない」は、動詞「耳にする」の否定文です。
「耳にする」とは「人が話している内容が聞こえてくること」「テレビ・ラジオなどでその情報を聞くこと」という意味です。
また、「耳」には「聴覚器官」という意味の他に「聞く能力」「聞くこと」「聞こえること」という意味もあります。
この言葉が否定形になり、「あらゆる手段で聞こえることがない」という意味で使われています。
「耳にしない」の表現の使い方
「耳にしない」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 現在では聞くこと以外にも使われる
文法的な使い方
「耳にしない」は打ち消しの助動詞ですので、文末にそのまま使えます。
否定形ですので使い方は限られています。
現在では聞くこと以外にも使われる
現在はネットの社会ですので、様々な情報をすぐに閲覧できることから「耳にしない」の意味も変化してきています。
「耳にしない」は「話を聞く」だけではなく、ネットでの情報も見つからないことを表す意味でも使われる様になっているのです。
「耳にしない」を使った例文と意味を解釈
「耳にしない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「耳にしない」を使った例文1
- 「耳にしない」を使った例文2
「耳にしない」を使った例文1
「最近あのアイドル歌手が何をしているのか全く耳にしない」
一時非常に人気のあったアイドル歌手がテレビに出なくなり、話題にもならないことを表しています。
「耳にしない」を使った例文2
「転職した〇〇さんの噂を耳にしない」
同業他社に転職していった人がうまくやっているのかどうか、全く話を聞かないことを表しています。
「耳にしない」の類語や類義語
「耳にしない」の類語や類義語を紹介します。
- 「小耳にはさむ」【こみみにはさむ】
- 「仄聞する」【そくぶんする】
「小耳にはさむ」【こみみにはさむ】
「どこかでほんの少しだけその話を聞くこと」という意味です。
「仄聞する」【そくぶんする】
「人づてで少しだけその情報を聞くこと」という意味です。
「耳にしない」は「人からその話を全く聞かない」「ある情報がテレビやネットなどで入って来ない」という意味があります。
最近その人が何をしているのか情報が全く入って来ない時に使いましょう。