「放れる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「放たれる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「放たれる」という言葉を使った例文や、「放たれる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「放たれる」とは?意味
- 「放たれる」の表現の使い方
- 「放たれる」を使った例文や短文など
- 「放たれる」の類語や類義語・言い換え
「放たれる」とは?意味
「放たれる」には、「繋がれていた動物などが逃れて自由になる」「束縛から解かれて自由になる」という意味があります。
また「放たれる」は「固定されているものがはずれて動き出す」ことを意味します。
- 「放たれる」の読み方
「放たれる」の読み方
「放たれる」の読み方は、「はなたれる」になります。
「放たれる」の表現の使い方
「放たれる」の表現の使い方を紹介します。
「放たれる」は、「繋がれている状態から自由になる」「束縛から解かれて自由になること」を意味します。
例えば、街に出てきた熊を捕まえて、檻に閉じ込めることがあります。
この熊を檻ごと森の中に運び、熊を逃がす様子を、「熊が檻から、森に放たれる」などと、「放たれる」という言葉を使って表現できます。
また「放たれる」は「固定されているものがはずれて動き出す」ことを意味します。
例えば、凧揚げをしている時、糸が切れてしまうことがあります。
意図によって固定されていた糸が外れて動き出す時、「凧が空に放たれる」などと、「放たれる」という言葉を使います。
- 「離す・離れる」と「放す・放れる」の違い
「離す・離れる」と「放す・放れる」の違い
【離す・離れる】距離や間隔が広がる。離脱する。
間を離す。ハンドルから手を離す。切り離す。駅から遠く離れた町。離れ離れになる。
離れ島。戦列を離れる。職を離れる。
【放す・放れる】拘束や固定を外す。放棄する。
鳥を放す。手放しで自転車には乗らない。野放しにする。放し飼い。放れ馬。
手放しで褒める。矢が弦を放れる。見放す。
「放たれる」を使った例文や短文など
「放たれる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「放たれる」を使った例文1
- 「放たれる」を使った例文2
「放たれる」を使った例文1
「ドッグランでリードから『放たれた』犬が走り回る」
この例文はドッグランに行き、飼い犬のリードを外した時の、犬の様子を文章にしたものです。
リードから自由になった犬が、ドッグランの中を走り回る場面になります。
このように「放たれる」は、「繋がれていた動物などが逃れて自由になる」という意味があります。
「放たれる」を使った例文2
「敵軍に向かい、弓矢部隊が狙いをつけ、一斉に矢が『放たれる』」
この例文は、戦闘中に、敵軍に向かって弓矢部隊が、一斉に矢を放った瞬間を文章にしたものです。
このように「放たれる」は「固定されているものがはずれて動き出す」ことを意味します。
「放たれる」の類語や類義語・言い換え
「放たれる」の類語や類似を紹介します。
- 「自由になる」【じゆうになる】
- 「外れる」【はずれる】
「自由になる」【じゆうになる】
「自由になる」には、「思い通りに振る舞える」という意味があります。
「一人暮らしを始めて、自由になる」という文章は、「一人暮らしを始めたことにより、自分の意のままに振る舞えるようになる」という意味になります。
「仕事が終わり、自由になる」などという使い方をします。
「外れる」【はずれる】
「外れる」には「決まった位置から外れる」「狙いを間違う」という意味があります。
「ボタンが外れる」などという使い方をします。
「放たれる」という言葉について見てきました。
繋がれていた動物などが逃れて自由になる様子や、束縛から解かれて自由になる様子を見た時、また固定されているものがはずれて動き出す様子を見た時、「放たれる」という言葉を使ってみましょう。