「かかりきりになる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「かかりきりになる」という言葉を色々なシチュエーションで耳にしたり、聞いたことがあるかと思います。
この言葉には、何か物事に意識が傾いているような印象があります。
でも、実際にはどのような意味があるのでしょうか?
そこで今回は、「かかりきりになる」にフォーカスしていくことにします。
目次
- 「かかりきりになる」とは?意味
- 「かかりきりになる」の表現の使い方
- 「かかりきりになる」を使った例文と意味を解釈
- 「かかりきりになる」の類語や類義語
「かかりきりになる」とは?意味
「かかりきりになる」とは、「物事に夢中になること」、あるいは「特定の物事に時間や労力をとられて他のことができなくなること」という意味を持った言葉になります。
「かかりきりになる」の表現の使い方
「かかりきりになる」は「物事に夢中になること」ということを指していますので、何か物事に取り組み、そのことだけに意識が集中して他のことには全く意識や力を注ぐことができないような場面で使われることになります。
使い方としては、「子育てにかかりきりになる」というようなケースが挙げられます。
「かかりきりになる」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「かかりきりになる」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにしましょう。
- 「かかりきりになる」を使った例文1
- 「かかりきりになる」を使った例文2
「かかりきりになる」を使った例文1
「私はこの3ヶ月の間、この仕事にかかりきりになってしまい、他のことが全くできていません」
1つの仕事に「かかりきりになる」ことは、決して珍しいことではありませんが、企業側から見れば、複数の仕事を平行して進める人材を欲するものです。
大抵の社員はいくつかの仕事を掛け持ちながら担当しているものですが、時として「かかりきりになる」必要がある仕事も存在しています。
「かかりきりになる」を使った例文2
「彼女はまだ幼い3人の子育てにかかりきりなっており、ご主人は放りっぱなしだ」
何とかこの例文を見ていると、ご主人が可哀想に思えてくるのですが、子供が落ち着くまでは、男性側もそれなりの理解を示す必要があります。
最近は企業でも、男性の育児休暇が認められるようになってきたので、この例文のような母親の負担もかなり軽減されてくるのではないかと思います。
「かかりきりになる」の類語や類義語
「かかりきりになる」を他の言葉で言い換えるとするなら、どのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「ゆとりが無くなる」【ゆとりがなくなる】
- 「付きっきりになる」【つきっきりになる】
「ゆとりが無くなる」【ゆとりがなくなる】
「ゆとりが無くなる」という言い回しが、「かかりきりになる」の類義語として扱うことができるでしょう。
「そわそわして落ち着かないでいるさま」という意味で使われています。
「付きっきりになる」【つきっきりになる】
「付きっきりになる」という言葉も類義語の1つになるでしょう。
「ある人や物のそばにずっといるさま」という意味を意味で使われることになります。
「かかりきりになる」という言葉の意味や使い方を紹介してきましたが、仕事をされている人でも、この言葉は結構当てはまるのではないかと思います。