「買い占める」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「買い占める」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「買い占める」の意味
- 「買い占める」の表現の使い方
- 「買い占める」を使った例文と意味を解釈
- 「買い占める」の類語や類義語
「買い占める」の意味
「買い占める」意味は以下の2つです。
1つ目は「あるものを一人で全部購入すること」という意味です。
お店にあるものや商品として販売されているものを、一人で全て購入することを言います。
2つ目は「ある目的で特定の商品や株を買い集めること」という意味です。
購入して転売して利ざやを稼いだり、そのものの価値が上がると分っていて買いだめすることを言います。
- 「買い占める」の読み方
- 「買い占める」を分解して解釈
「買い占める」の読み方
「買い占める」の読み方は、「かいしめる」になります。
「かいうらなめる」と読み間違わない様にしましょう。
「買い占める」を分解して解釈
「買い占める」は「買い+占める」で成り立っています。
「買い」は動詞「買う」の連用形で、「代金を支払い自分のものにする」「自分のしたことが原因で災いを招くこと」「進んで引き受ける」「評価する」という意味があります。
「占める」は「あるものの存在や権利を全て自分のものにする」「全体の中での割合のこと」「体験して良さを知る」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「代金を支払い、あるものを全て自分の所有にする」という意味で使われています。
「買い占める」の表現の使い方
「買い占める」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 全て買う時に使う
文法的な使い方
「買い占める」は動詞を伴った表現ですので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「買い占めて」になり、名詞形は「買い占め」になります。
全て買う時に使う
「買い占める」は、その店舗にあるものや、膨大な量の商品を全て購入する時に使われます。
ただ数多く買うのではなく、他の人が買えなくなる程占有してしまう時の表現です。
「買い占める」を使った例文と意味を解釈
「買い占める」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「買い占める」を使った例文1
- 「買い占める」を使った例文2
「買い占める」を使った例文1
「大型台風が来ると言われたので、コンビニのカップめんを買い占めた」
台風がきて停電したり断水した時の為に、コンビニのカップめんを全て購入したことを表しています。
「買い占める」を使った例文2
「販売当日に並んでアイドルグッズを買い占め、ファンに転売した」
ファンならば高いお金を出してでも買いそうなアイドルグッズを、販売当日に全て購入したことを表しています。
「買い占める」の類語や類義語
「買い占める」の類語や類義語を紹介します。
- 「大人買い」【おとながい】
- 「独占する」【どくせんする】
「大人買い」【おとながい】
「大人がおまけつきの玩具菓子を大量に購入すること」という意味で、転じて「一人で大量に商品を買い込むこと」を意味する様になりました。
「独占する」【どくせんする】
「あるものを購入したり力付くなどで、自分ひとりだけのものにすること」という意味です。
「買い占める」は「あるものを一人で全部購入すること」「ある目的で特定の商品や株を買い集めること」という意味があります。
棚にあるもの全てを購入してしまう様な時に使いましょう。