「後を絶たない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「後を絶たない」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「後を絶たない」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「後を絶たない」の意味
- 「後を絶たない」の表現の使い方
- 「後を絶たない」を使った例文と意味を解釈
- 「後を絶たない」の類語や類義語
「後を絶たない」の意味
「後を絶たない」というのは「ある出来事の発生が途絶えない」という意味です。
「出来事が連続して起こり、終わる見込みがない」という意味で、例えば「重大事故の発生が後を絶たない」などと使われます。
事件や事故によって犠牲者が出た場合、献花台が置かれることがありますが、その献花台に花を備えに来る人が「後を絶たない」ということもあるでしょう。
- 「後を絶たない」の読み方
「後を絶たない」の読み方
「後を絶たない」の読み方は、「あとをたたない」になります。
日常的にも使える言い回しですのでぜひ覚えておきたいものです。
「後を絶たない」の表現の使い方
「後を絶たない」の表現の使い方を紹介します。
販売していた商品等にトラブルが生じた場合、お店の問い合わせが「後を絶たない」ということもあるかもしれません。
もしも売っていた商品に使われている食材が賞味期限切れだったなどということであれば、購入者から止めどなく問い合わせが来ることもあるでしょう。
また、冬になると乾燥するため、不審火が「後を絶たない」ということもあるかもしれません。
物騒な話ですが、火事などには気をつけていきたいものです。
「後を絶たない」を使った例文と意味を解釈
「後を絶たない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「後を絶たない」を使った例文1
- 「後を絶たない」を使った例文2
「後を絶たない」を使った例文1
「出て行ってしまう若者が後を絶たず、街は過疎化と高齢化に悩まされています」
大学進学や就職などで街を出て行ってしまう若者が多くなると、その街は必然的に過疎化や高齢化に悩まされてしまいます。
若者を取り入れようと様々な町おこしなどをして、積極的に若者にとって魅力的な街を作っていかなければならないこともあるのではないでしょうか。
「後を絶たない」を使った例文2
「ここの十字路では事故が後を絶たないと言われています」
そもそも左右が見にくい十字路等では交通事故が起こりやすく、注意喚起がなされていることもあります。
既に何件か事故が起こっている場合など、その周辺に「ここでは左右が見えにくい」などという看板が立っていることもあるかもしれません。
再び同じ理由で事故が起こらないように、お互いに気をつける必要があります。
「後を絶たない」の類語や類義語
「後を絶たない」の類語や類義語を紹介します。
- 「なくならない」
- 「連続する」【れんぞくする】
「なくならない」
「なくならない」というのは「一続きのものが切れずに続いている」「永久の」などという意味があります。
「永遠に続く」という意味もあります。
「連続する」【れんぞくする】
「連続」というのは「休止なしで続けられる」「継続している」という意味です。
「最近ミスが連続しています」などと使われます。
「後を絶たない」というのは日常的にも使われる言い回しです。
教養としてぜひ知っておきましょう。