「痛快」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
小説や物語を読んでいると「痛快」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「痛快」の意味
- 「痛快」の表現の使い方
- 「痛快」を使った例文と意味を解釈
- 「痛快」の類語や類義語
「痛快」の意味
「痛快」の意味は以下の2つです。
1つ目は「たまらなく楽しい気分であること」という意味で、非常に楽しいと思っている状態を言います。
2つ目は「胸がすくように非常に気持ちが良いこと」という意味で、嫌なことがあった時に大どんでん返しがあったり、悪いことをした人が報いを受けるなどを見たり聞いたりして「スッキリした」と思う気持ちを表します。
- 「痛快」の読み方
- 「痛快」の言葉の成り立ち
「痛快」の読み方
「痛快」の読み方は、「つうかい」になります。
難しい漢字ではないので、読み書きできる様にしておきましょう。
「痛快」の言葉の成り立ち
「痛快」の「痛」は「いたい」とも読みますが、根治らの場合は「痛い・痛み」という意味ではありません。
ものごとの程度が大きく「いたく」「非常に」「とことんまで」という意味です。
「快」は「こころよい」とも読み、「気持ちがよいこと」「接頭語として好感度の高い、胸の空くようなの意」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「非常に気持ちが良いこと」として使われているのです。
「痛快」の表現の使い方
「痛快」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 正しいことが通用した時に使う
文法的な使い方
「痛快」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「痛快だ・である」になります。
副詞として使う時には「痛快に」になり、形容詞として使う時には「痛快な〇〇」になります。
正しいことが通用した時に使う
「痛快」は、それまで心の中でモヤモヤしたものがスッキリと晴れて、楽しい気持ちになることを表します。
正しいことがきちんと通じて、悪いことが成敗された時など、ものごとに期待されている決着がついた時に使います。
「痛快」を使った例文と意味を解釈
「痛快」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「痛快」を使った例文1
- 「痛快」を使った例文2
「痛快」を使った例文1
「彼女が上司をやりこめた時には非常に痛快な気分になった」
嫌味な上司に対して部下の女性がガツンとやりこめたシーンを見て、皆がスッキリと心地良い気持ちになったことを表しています。
「痛快」を使った例文2
「正義の味方が悪役をやっつけるシーンが痛快だ」
ヒーローもののストーリーで、こてんぱんに悪役をやっつけるシーンが非常に楽しいと思う様子を表しています。
「痛快」の類語や類義語
「痛快」の類語や類義語を紹介します。
- 「スカッとする」【すかっとする】
- 「爽快」【そうかい】
「スカッとする」【すかっとする】
「モヤモヤしていたことに決着が付き、胸のつかえが取れた様な気分になる様子」という意味です。
「爽快」【そうかい】
「さわやかで気持ちが良いこと」という意味です。
「痛快」はは「たまらなく楽しい気分であること」「胸がすくように非常に気持ちが良いこと」という意味があります。
ものごとの白黒がはっきりして、気持ちがスッキリした時に使いましょう。