「試みる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「試みる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「試みる」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「試みる」の意味
- 「試みる」の表現の使い方
- 「試みる」を使った例文と意味を解釈
- 「試みる」の類語や類義語
「試みる」の意味
「試みる」というのは「とにかくやってみる」という意味で使われます。
どちらかというと「どんな結果になるかわからないがとにかくやってみる」というニュアンスが強く、「実際に効果などを試すために使う」という意味になります。
例えば、台風や地震などによって被害が起こった地域があれば、「被災地と連絡を取ろうと試みる」ということもあるかもしれません。
「孤立してしまって避難できない人々を救助しようと試みる」ということもあるのではないでしょうか。
- 「試みる」の読み方
「試みる」の読み方
「試みる」の読み方は、「こころみる」になります。
日常的にも使える表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「試みる」の表現の使い方
「試みる」の表現の使い方を紹介します。
これは「どのような結果になるかわからないがとりあえずやってみる」という意味になり、例えばニュース上でも「人質を救助しようと試みる」「着陸を試みる」などと使われることがあります。
ただ単にやってみるという意味ではなく、どちらかというと「ダメ元でやってみる」という意味が含まれます。
「試みる」を使った例文と意味を解釈
「試みる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「試みる」を使った例文1
- 「試みる」を使った例文2
「試みる」を使った例文1
「立てこもり事件があったため、警察官は人質を救出しようと試みました」
立てこもり事件は非常に厄介です。
犯人が人質を連れて立てこもってしまった場合、その人質の安全を第一に考えなければなりません。
そのため、警察官は犯人に交渉し、人質を解放するよう要求しますが、犯人がその交渉に応じなければ人質の安否が危ぶまれます。
そのため、警察官は「人質の救出を試みる」ことがあり、これでうまくいかなかった場合は犯人との交渉がさらに延長される可能性があります。
「試みる」を使った例文2
「ハイジャック犯に囲まれ、機長は飛行機の着陸を試みました」
もしもハイジャックが起こった場合、航空会社の人間は乗客の安全を第一に考えなければなりません。
そのため、もしも不都合が生じた場合は機長が「着陸を試みる」ことがあります。
また、2001年9月11日の同時多発テロ以降、コクピットへの侵入ができないよう、セキュリティーが強化されたとも言われています。
「試みる」の類語や類義語
「試みる」の類語や類義語を紹介します。
- 「取り掛かる」【とりかかる】
- 「乗り掛かる」【のりかかる】
「取り掛かる」【とりかかる】
「取り掛かる」というのは「し始める」「着手する」という意味です。
「新しい仕事に取り掛かる」などと言われます。
「乗り掛かる」【のりかかる】
「乗り掛かる」というのは「乗り物に乗ろうとする」という意味もありますし、「物事をし始める」という意味もあります。
「乗り掛かった仕事」などと言われます。
「試みる」という表現はあらゆる場面で使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
日常的にも使える言い回しです。