「考案者」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや研究で「考案者」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「考案者」の意味
- 「考案者」の表現の使い方
- 「考案者」を使った例文と意味を解釈
- 「考案者」の類語や類義語
「考案者」の意味
「考案者」の意味は「あるものごとを最初に思いつき、人に知らしめた人のこと」です。
最初にそのものごとに対して工夫をしてまとめ上げて、一つの説や意見、アイデアとした人を言います。
それに他の人達が賛同してビジネスになったり、新商品の開発につながったりするのです。
- 「考案者」の読み方
- 「考案者」の言葉の成り立ち
「考案者」の読み方
「考案者」の読み方は、「こうあんしゃ」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
- 「考案者」の読み方
- 「考案者」の言葉の成り立ち
「考案者」の言葉の成り立ち
「考案者」は「考案+者」で成り立っています。
「考案」の「考」は「かんがえる」と読み、「頭で思いはかること」「調べること」という意味があります。
「案」は「考え」「計画」という意味があります。
「考案」で「工夫して思いつき、まとめ上げること」という意味があります。
「者」は「しゃ」と読む時にはただの「人」ではなく、「その道に通じた人」という意味になります。
上記の言葉が組み合わさり「工夫して思いついた、その道に詳しい人」という意味で使われています。
「考案者」の表現の使い方
「考案者」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「発案者」との違い
文法的な使い方
「考案者」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「考案者だ・である」になります。
使い方が限られていて、「○○の考案者」と考え出したものを表現する言葉を伴って使われることが多くなります。
「発案者」との違い
「考案者」と似た意味の言葉に「発案者」があります。
この2は「何かを考えつく」という点では同じなのですが、「発案者」の場合「その内容を発表した人」という意味も含まれています。
「考案者」を使った例文と意味を解釈
「考案者」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「考案者」を使った例文1
- 「考案者」を使った例文2
「考案者」を使った例文1
「競歩の考案者はよくこんな競技を思い付いたものだ」
競歩という競技は非常に複雑な動きをするスポーツで、どうやって考え出したのか不思議なことを表しています。
「考案者」を使った例文2
「このシステムの考案者は表彰されるべきだ」
そのシステムを導入したことで業務が非常に便利になり、ありがたいと思っている気持ちを表しています。
「考案者」の類語や類義語
「考案者」の類語や類義語を紹介します。
- 「発起人」【ほっきにん】
- 「言いだしっぺ」【いいだしっぺ】
「発起人」【ほっきにん】
「何かを思い立って始めた人」「株式会社を設立するのに企画や手続きをする人」という意味です。
「言いだしっぺ」【いいだしっぺ】
「ものごとを最初にやろうと言った人のこと」という意味です。
語源は「言い出し屁」で、最初に「臭い」と言った人が放屁の犯人であることが多いことから来ています。
「考案者」は「あるものごとを最初に思いつき、人に知らしめた人のこと」という意味です。
誰も知らない様なことを最初に勘が出した人に使いましょう。