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「狩野川台風」とは?!意味や解説

2019年10月に日本列島を襲った台風19号は、61年前に日本に甚大な被害をもたらした「狩野川台風」と似ていると言われています。

「狩野川台風」についての情報を紹介します。

狩野川台風

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目次

  • 「狩野川台風」とは?
  • 「狩野川台風」の概要


「狩野川台風」とは?

「狩野川台風」とは?

「狩野川台風」とは、1958年9月に神奈川県の三浦半島に上陸した大型台風のことです。

強風による被害は比較的少なかったものの、関東地方と東海地方では記録的な大雨となり、土砂災害や河川の氾濫による甚大な被害をもたらしました。

  • 「狩野川台風」の読み方
  • 「狩野川台風」の由来

「狩野川台風」の読み方

「狩野川台風」「かのがわたいふう」と読みます。

「かりのがわ」ではないので注意しましょう。

「狩野川台風」の由来

「狩野川台風」の由来は、台風22号により静岡県の伊豆半島に集中豪雨が起きた為に、県内を流れる狩野川に大量の雨水が流れ込み氾濫、非常に大きな被害をもたらしたことから名づけられました。



「狩野川台風」の概要

「狩野川台風」の概要

「狩野川台風」の概要について紹介します。

  • 「狩野川台風」の特徴
  • 「狩野川台風」の被害の内容

「狩野川台風」の特徴

「狩野川台風」は、1958年9月21日グアム島付近で発生しました。

非常に大型で最初は暴風を伴っていたのですが、途中で急速に衰えた為に暴風による被害は少なくて済みました。

ところが、台風が前線を活発化させたことから、集中豪雨により東海地方と関東地方で土砂災害や河川の氾濫が相次いだのです。

狩野川上流域は土壌に火山の噴出物が多く、大雨が土砂災害をもたらしました。

また、台風が通過したのが夜間だったこともあり、逃げ遅れて行方不明になる人も多かったのです。

「狩野川台風」の被害の内容

「狩野川台風」の被害は、伊豆地方だけでも1000人以上の犠牲者を出しています。

東京都や神奈川県の市街地でも浸水やがけ崩れが発生しました。

全国で死者は888人、行方不明者381人、負傷者1138人、住宅の全壊・半壊は4000棟以上、床上・床下浸水の被害は約52万棟となっています。

icon まとめ

「狩野川台風」とは、1958年9月に神奈川県の三浦半島に上陸した台風22号のことです。

過去の教訓を忘れない様に、速やかに避難できる様に普段から確認をしておきましょう。