「補修」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「補修」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、関連語との違いなども併せて紹介します。
目次
- 「補修」の意味
- 「補修」の表現の使い方
- 「補修」を使った例文と意味を解釈
- 「補修」の類語や類義語
「補修」の意味
「補修」の意味は、「壊れたり、傷ついたりした部分をつくろうこと」です。
形があるものの、壊れたり、傷がついた部分を、外見が目立たない様にしたり、本来の機能が維持できる様にすることを言います。
手作業でできることもあれば、専用の機器を用いないとできないこともあります。
- 「補修」の読み方
- 「補修」と「修繕」「修理」の違い
「補修」の読み方
「補修」の読み方は、「ほしゅう」になります。
難しい読み方ではないのですが、書く時に「補習」と書き間違える人もいるので注意しましょう。
「補修」と「修繕」「修理」の違い
「補修」と似た意味の言葉に「修繕」と「修理」があり、どの言葉を使うべきか迷うこともあります。
「補修」は、「破損したり、傷ついた部分を元通りになる様にすること」という意味です。
現在も使える状態ですが、これ以上の破損を防いで機能を維持させたり、見た目を元通りにすることを表します。
「修繕」は、「壊れてしまった部分を元通りにすること」という意味です。
現在壊れて使えなくなってしまった物を、使える様にすることを表します。
「修理」は、「壊れたものを、元通りにすること」という意味です。
「修繕」と似ているのですが、「修理」は「元の状態に戻すこと」という意味があります。
「補修」の表現の使い方
「補修」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 元通りの状態にはならないこともある
文法的な使い方
「補修」は名詞ですので、文末に使う時には動詞を伴って「補修する・した」になります。
複合名詞として「補修作業」「補修工事」などと使われることもあります。
元通りの状態にはならないこともある
「補修」は、現在の機能を損なわない様に壊れたり欠けたり傷付いた部分に部品をあてがうなどして処置をすることを言います。
破損の程度によっては見た目に分らなくなることもありますが、基本的に全く元通りの状態には戻らないことを表します。
「補修」を使った例文と意味を解釈
「補修」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「補修」を使った例文1
- 「補修」を使った例文2
「補修」を使った例文1
「さびたバッグの留め金を別のものを付けて補修した」
バッグの留め金がさびてしまい、別のものを代用して取り付けて、そのまま使える様にしたことを表しています。
「補修」を使った例文2
「大規模な壁の補修工事が行われている」
マンションの壁のひびが入った部分などを埋めて強化するなどのかなり大がかりな工事が行われていることを表しています。
「補修」の類語や類義語
「補修」の類語や類義語を紹介します。
- 「手入れ」【ていれ】
- 「メンテナンス」【めんてなんす】
「手入れ」【ていれ】
「あるものを良い状態で保存する為に、手をかけたりつくろったりすること」という意味です。
「メンテナンス」【めんてなんす】
「形あるものの機能や見た目を維持する為に、定期的に検査をしたりつくろったりすること」という意味です。
「補修」は「壊れたり、傷ついたりした部分をつくろうこと」という意味です。
現在使っているものをより良い状態にする時に使いましょう。