「相成ぬ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「相成らぬ」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「相成らぬ」という言葉を使った例文や、「相成らぬ」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「相成らぬ」とは?意味
- 「相成らぬ」の表現の使い方
- 「相成らぬ」を使った例文や短文など
- 「相成らぬ」の類語や類義語・言い換え
「相成らぬ」とは?意味
「相成らぬ」には、「してはいけない」という意味があります。
- 「相成らぬ」の読み方
「相成らぬ」の読み方
「相成らぬ」の読み方は、「あいならぬ」になります。
「相成らぬ」の表現の使い方
「相成らぬ」の表現の使い方を紹介します。
「相成らぬ」は、「してはいけない」を意味します。
そこで、してはいけないことについて話す時、「相成らぬ」という言葉を使ってみましょう。
ただし、基本的に「相成らぬ」は現代人が使わない言い回しのため、時代劇や歴史小説などの中で存在する言葉だという認識をしておきましょう。
例えば、武士の前で市民が失礼な態度を取ってはいけないという時、「武士の前で、市民が失礼な態度を取ることは相成らぬ」などと、「相成らぬ」を使った文章にできます。
「相成らぬ」を使った例文や短文など
「相成らぬ」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「相成らぬ」を使った例文1
- 「相成らぬ」を使った例文2
「相成らぬ」を使った例文1
「お前のような男が、娘と結婚することは『相成らぬ』」
この例文は娘が恋に落ちた男に向かい、父親が放ったセリフになります。
お前のような男が、娘と結婚してはいけないという文章になります。
このように「相成らぬ」には、「してはいけない」という意味があります。
娘と男には、身分の差があるのかもしれませんし、男がかつて事件を起こしていたり、父に迷惑をかけたのかもしれません。
「相成らぬ」を使った例文2
「会社を辞めるなら、裏切り者と言われる覚悟をしなければ『相成らぬ』」
この例文は会社を辞めるのなら、裏切り者と言われるような覚悟をしなければいけないという意味があります。
「相成らぬ」という言葉を使うと、現代を舞台にした文章も、まるで時代劇の一場面のように思えるかもしれません。
「相成らぬ」の類語や類義語・言い換え
「相成らぬ」の類語や類似を紹介します。
- 「不可」【ふか】
- 「駄目」【だめ】
「不可」【ふか】
「不可」は「よくないこと」「いけないこと」を意味します。
「可もなく不可もなく」という言葉には、「良くも悪くもない」という意味があります。
「使用不可」などという使い方をします。
「駄目」【だめ】
「駄目」は「価値のない事・状態」という意味があります。
また「『 してはいけない 』という意を強く言う言葉」になります。
「ふざけちゃ駄目」という文章には、「ふざけてはいけない」という意味があります。
「相成らぬ」という言葉について見てきました。
してはいけないという言葉を、改まった言い方にする時、「相成らぬ」という言葉を使ってみましょう。