「絡む」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「絡む」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「絡む」という言葉を使った例文や、「絡む」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「絡む」とは?意味
- 「絡む」の表現の使い方
- 「絡む」を使った例文や短文など
- 「絡む」の類語や類義語・言い換え
「絡む」とは?意味
「絡む」には、「物の周囲に巻きつくこと」という意味があります。
また「絡む」は「他の物事が密接に繋がること」を意味します。
- 「絡む」の読み方
「絡む」の読み方
「絡む」の読み方は、「からむ」になります。
「絡む」の表現の使い方
「絡む」の表現の使い方を紹介します。
「絡む」は、「物の周囲に巻きつくこと」を意味します。
例えば、玄関に蜘蛛の巣が張っている様子に気付くことがあるかもしれません。
蜘蛛の巣は、細長い糸でできていて、壁やドアなどに巻きついています。
そのため「蜘蛛の巣がドアに絡んでいる」などと、「絡む」を使った文章にできます。
また「絡む」は「他の物事が密接に繋がること」を意味します。
例えば、人事が発表された時に、実力だけで人事が決まったのではなく、コネや派閥など、様々な物事が密接に繋がっていると感じられるかもしれません。
このような様子を見た時、「人事に実力以外の要素が絡んでいる」などと、「絡む」という言葉を使ってみましょう。
「絡む」を使った例文や短文など
「絡む」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「絡む」を使った例文1
- 「絡む」を使った例文2
「絡む」を使った例文1
「ツタが壁に『絡む』家に住んでいる」
この例文は、ツタのつるが壁に巻きついて家に住んでいるという文章になります。
このように「絡む」は、「物の周囲に巻きつくこと」を意味します。
外壁にツタが「絡む」家や、バラのつるが「絡む」家は、散歩をしているといくつもみつけられるでしょう。
「絡む」を使った例文2
「様々な事情が『絡み』、解決が難しい問題」
この例文は、様々な事情が密接に繋がっているため、解決するのが難しい問題についての文章になります。
このように「絡む」は「他の物事が密接に繋がること」を意味します。
例えば人間関係が悪い時、人同士の相性が悪いだけでなく、派閥の問題があったり、時間外労働が多いなど環境の悪さなどが結びついていると、解決が難しくなるでしょう。
「絡む」の類語や類義語・言い換え
「絡む」の類語や類似を紹介します。
- 「巻きつく」【まきつく】
- 「結びつく」【むすびつく】
「巻きつく」【まきつく】
「巻きつく」という言葉は「他の物の周囲に密接に絡んでいる」という意味があります。
「ゴーヤのつるが、網に巻きつく」という文章は、「ゴーヤのつるが網に絡んでつく」ことを意味します。
「蛇が巻きつく」などという使い方をします。
「結びつく」【むすびつく】
「結びつく」には「繋ぎ合わせ一つになる」という意味があります。
「したことが結果に結びつく」という言葉には、「自分がしたことが、結果に繋がった」ことを意味します。
「証拠に結びつく」「勝利に結びつく」などという使い方をします。
「絡む」という言葉について見てきました。
細いものが他のものの、周囲に巻きつくことや、他の物事が密接に結びつくことについて話す時、「絡む」という言葉を使ってみましょう。