「添えもの」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「添えもの」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「添えもの」の意味
- 「添えもの」の表現の使い方
- 「添えもの」を使った例文と意味を解釈
- 「添えもの」の類語や類義語
「添えもの」の意味
「添えもの」の意味は以下の2つです。
1杖目は「主となるものに付け加えるもののこと」という意味です。
メインとなるものとセットになって付いてくるもののことを言い、例としてはレストランで料理の横に置かれているパセリなどがあります。
2つ目は「おまけ・景品のこと」という意味で、何かの催しやイベントがある時に、盛り上げる為に付けるオマケのことを言います。
- 「添えもの」の読み方
- 「添えもの」を分解して解釈
「添えもの」の読み方
「添えもの」の読み方は、「そえもの」になります。
「あえもの」と読み間違わない様にしましょう。
「添えもの」を分解して解釈
「添えもの」は「添え+もの」で成り立っています。
「添え」は動詞「添える」の連用形で、「主となるもの側に付ける」「引き立たせる為に付け加える」「付き従わせる」「なぞらえる」という意味があります。
「もの」は「形のある物体のこと」という意味の他に、動詞の連用形に付いて「その様な動作の結果、できたもの」「その様な動作がなされるもの」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「主となるものの側に付けられるもの」という意味で使われています。
「添えもの」の表現の使い方
「添えもの」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 主役を引き立たせるものに使う
文法的な使い方
「添えもの」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「添えものだ・である」となります。
「添える」という動詞が付いていますので、「添えものを添える」とは使いません。
主役を引き立たせるものに使う
「添えもの」は比喩的表現として人に対しても使われることがあります。
例えばいつも目立った活躍をしている人と一緒に行動している人がいて、地味な存在である時に、「○○さん(目立つ人)の添えものだから」と言われることもあります。
「添えもの」を使った例文と意味を解釈
「添えもの」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「添えもの」を使った例文1
- 「添えもの」を使った例文2
「添えもの」を使った例文1
「メインディッシュの添えものとしてポテトサラダを作った」
ハンバーグやステーキなどのメインディッシュには、必ず添え物が付いて来ます。
ポテトサラダは代表的な例で、サイドメニューと言われます。
「添えもの」を使った例文2
「社長の添えものの様な秘書で、あまり役に立たない」
社長に気に入られて雇われている秘書がいるのですが、動作が遅くて頼りにならないことを表しています。
「添えもの」の類語や類義語
「添えもの」の類語や類義語を紹介します。
- 「付け合わせ」【つけあわせ】
- 「引き立て役」【ひきたてやく】
「付け合わせ」【つけあわせ】
主に料理に使われる言葉で「メインの料理に彩りを添えたり、味を引き立たせる為に、一緒に出す少量の料理のこと」という意味です。
「引き立て役」【ひきたてやく】
「一緒にいる人が目立つ様にふるまう人のこと」という意味です。
「添えもの」は「主となるものに付け加えるもののこと」「おまけ・景品のこと」という意味があります。
メインのものの側に地味についてくるものに対して使いましょう。