「言い草」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「言い草」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「言い草」という言葉について詳しく紹介していきます。
目次
- 「言い草」の意味
- 「言い草」の表現の使い方
- 「言い草」を使った例文と意味を解釈
- 「言い草」の類語や類義語
「言い草」の意味
「言い草」という言葉には「出す言葉のその言い方」という意味と、「言い抜けるのに使う口実」という意味があります。
例えば、子供から口答えされたときに「その言い草が気に食わない」と感じる親もいるかもしれません。
部下から口答えされた時、「あの言い草が気に入らない」と感じることもあるでしょう。
また、「彼は腹痛を言い草にしてすぐ休む」などと言われることもあります。
- 「言い草」の読み方
「言い草」の読み方
「言い草」の読み方は、「いいぐさ」になります。
日常的にも使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「言い草」の表現の使い方
「言い草」の表現の使い方を紹介します。
「言い草」には「口に出す言葉」「言い訳」という意味があります。
もしも古い言い方などを紹介する時、「古い言い草ですが」などと前置きすることがあります。
また、「言い訳」という意味でも使われますので「そんな言い草が通用するとでも思っているの?」などと言われることもあります。
「言い草」を使った例文と意味を解釈
「言い草」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「言い草」を使った例文1
- 「言い草」を使った例文2
「言い草」を使った例文1
「あの人はいつも正論を言っているのですが、言い草が気に入りません」
どれだけ正論を言っていても、言い方が悪ければ「言い草が良くない」と言われてしまうこともあるでしょう。
確かに正しいことを言っていればその意見は尊重されるべきですが、だからといって周りの人を敬わない言い方をしたり、周りの人を馬鹿にしたような発言をすれば、その「言い草」は嫌がられる可能性もあります。
正しいことを言っているならばなおさら、謙虚な「言い草」を気にかける必要があります。
「言い草」を使った例文2
「彼女の言い草はいつもわざとらしい」
何かをサボるときに一生懸命言い訳しても、なんだかいつもばれてしまう、ということもあるかもしれません。
理由がいつも嘘っぽい、わざとらしい、などということであれば「言い草」が嘘であるとばれてしまいます。
もしもどうしても言い訳をしなければならないならば、リアルな言い訳を心がけなければいけません。
「言い草」の類語や類義語
「言い草」の類語や類義語を紹介します。
- 「言い訳」【いいわけ】
- 「見せかけ」【みせかけ】
「言い訳」【いいわけ】
「言い訳」というのは「自分の言動を正当化するために事情を説明する」という意味です。
「筋道を立てて物事を説明すること」や「過失や失敗を詫びる」という意味もあります。
「見せかけ」【みせかけ】
「見せかけ」というのは「外見だけ」「中身がなくうわべだけ」という意味です。
「内実が伴わず、外見だけである」という時に使われます。
「言い草」という表現は日常的にも使われます。
ぜひ覚えておきましょう。
また、周りから嫌がられるような「言い草」はしないように気をつける必要があります。