「はっきり」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「はっきり」は、間違いのない様という意味で広く使われています。
目次
- 「はっきり」の意味とは?
- 「はっきり」の表現の使い方
- 「はっきり」を使った例文と意味を解釈
- 「はっきり」の類語や類義語
「はっきり」の意味とは?
「はっきり」とは、それが明らかで、確かだという意味の言葉です。
「はっきり見えた」と使うと、確かに見えたという意味になり、「はっきりしている」は、それが明らかに確かだという解釈になると考えていいでしょう。
対象は特に選ばずに使える言葉なのと、このように分かりやすい意味も手伝って、様々なシチュエーションで使われる表現となっています。
「はっきり」の表現の使い方
「はっきり」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、物理的な対象から、目には見えないようなものについても使うことができる為、本当に幅広く用いられています。
「はっきりとした」とすれば、明らかになったことが、「はっきりして欲しい」という使い方では、明らかにして欲しいといったように、相手の意思や態度にも言及できる言葉となっています。
よって、どんな使い方であっても、先のように「明らか」、「確か」といった意味で解釈すれば問題ありません。
「はっきり」を使った例文と意味を解釈
「はっきり」を使った例文と、その意味の解釈です。
色々な使い方の例を挙げていきます。
- 「はっきり」を使った例文1
- 「はっきり」を使った例文2
- 「はっきり」を使った例文3
「はっきり」を使った例文1
「次のプレゼンには、はっきりとした態度で臨んで欲しい」
プレゼンに迷いがあるような態度で臨んでは、折角の内容も台無しというものです。
間違いなくこうだ、明らかだと強気な攻めの姿勢で臨んでこそ、望む結果にもなるというものです。
「はっきり」を使った例文2
「あいつの態度がどうにもはっきりしない」
態度を明らかにしない相手に使っている例になります。
どちらにもとれるような態度だったり、そうだと表してはいるものの、そこまで確かに表現していないような場合にこのような使い方で表現されます。
「はっきり」を使った例文3
「はっきりとは分からないが、多分そうだろう」
そこまで明らかに分かった訳ではないが、きっと違いないと言っています。
確かという訳ではなくても、それに近い(恐らくそうだろう)ということを表現したいと分かります。
「はっきり」の類語や類義語
「はっきり」の類語や類義語を紹介します。
どちらもこの言葉と同じ意味になりますが、用い方によって使い分けが必要になります。
4-1 . 「明白」【めいはく】
「それは明白だ」と使うと、「それははっきりしている」という意味になり、置き換え表現になる言葉です。
ただし、相手にはっきりして欲しいと使う時にはこちらではなく、以下の方が向いています。
「明確」【めいかく】
相手に対してはっきりとしたものを求める際に用いることが多く、「明確にするべきだ」のような使い方になります。
この場合、「はっきりとさせるべきだ」と言っているのと同じで、はっきりとしている時には上の「明白」の方が向いている為、この2つをうまく使い分けてください。
「はっきり」は、ビジネスシーンでも多用される言葉です。
意味がとても簡単なので、一度覚えてしまえば間違えることはないでしょう。