「安否確認」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
事故や災害などが起きると「安否確認」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「安否確認」の意味
- 「安否確認」の表現の使い方
- 「安否確認」を使った例文と意味を解釈
- 「安否確認」の類語や類義語
「安否確認」の意味
「安否確認」の意味は、「ある人が、生存しているか、負傷していないかなどを調べること」です。
事件や事故、災害が起きた時に、自分の家族や友人、知人などがその付近にいたとなると、今どうしているのかが心配になります。
本人から連絡がない場合に、自分から連絡を入れたり、警察や病院などに照会したりして、その人が無事に生存しているか、負傷などしていないかなどを明確に知ることを言います。
現在ではNTTによる災害伝言ダイヤルなどのサービスもあり、「安否確認」には様々な方法があります。
- 「安否確認」の読み方
- 「安否確認」を分解して解釈
「安否確認」の読み方
「安否確認」の読み方は、「あんぴかくにん」になります。
「あんひ」と読み間違わない様にしましょう。
「安否確認」を分解して解釈
「安否確認」は「安否+確認」で成り立っています。
「安否」は「安全か否か」「無事かどうか」という意味です。
「確認」は「事実をはっきりと確かめること」「争いごとや疑惑がある時に、判断したり認めたりすること」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「無事かどうかということをはっきりと確かめること」という意味で使われています。
「安否確認」の表現の使い方
「安否確認」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 人を心配する時に使う
文法的な使い方
「安否確認」は名詞で、文末に使う時には動詞を伴って「安否確認をする・した」となります。
「安否確認中」「安否確認OK」など複合語としても使われますが、災害用語として使い方は限られています。
人を心配する時に使う
「安否確認」は、ある人が無事かどうか心配している時に使います。
これから自分が向かう場所に危険が無いかどうかを調べる時には「安全確認」を使います。
この2つは、心配する対象となるものが違うので使い分けられる様にしましょう。
「安否確認」を使った例文と意味を解釈
「安否確認」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「安否確認」を使った例文1
- 「安否確認」を使った例文2
「安否確認」を使った例文1
「大きな地震が起きて携帯が通じず、安否確認に時間がかかった」
大きな地震が起きた後に携帯電話が通じなくなってしまい、外出中の家族が無事か中々分らず心配したことを表しています。
「安否確認」を使った例文2
「家族で万が一の時の安否確認方法について話し合っておく」
日中に事故や大地震などの災害が起きた時の為に、家族の無事を知らせる方法について普段から話し合っておくべきだと言っています。
「安否確認」の類語や類義語
「安否確認」の類語や類義語を紹介します。
- 「消息を調べる」【しょうそくをしらべる】
- 「身元不明者リストを調べる」【みもとふめいしゃりすとをしらべる】
「消息を調べる」【しょうそくをしらべる】
「人やものごとが、どの様に過ごして今どうしているかの情報を得ること」という意味です。
「身元不明者リストを調べる」【みもとふめいしゃりすとをしらべる】
大災害や大事故が起きた時に、被害者の中に家族や身内がいないか、警察に登録されている身元不明者のリストを見て特徴などを調べることを表しています。
「安否確認」は「ある人が、生存しているか、負傷していないかなどを調べること」という意味です。
事故や災害が起きた時に使う可能性があるので覚えておきましょう。