「パニくる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「パニくる」は、とんでもないことになっていることを表す為の表現です。
目次
- 「パニくる」の意味とは?
- 「パニくる」の表現の使い方
- 「パニくる」を使った例文と意味を解釈
- 「パニくる」の類語や類義語
「パニくる」の意味とは?
「パニくる」とは、「パニックになる」と表現する為の言葉です。
「こんなに人が多いとパニくるんだけど」などと使われる表現で、「パニくっている」という形にして、パニックになっていると使うことも多いです。
「パニック」という言葉は、英語で同音の“panic”からきているカタカナ語で、「混乱」という意味になります。
この言葉を縮めて「パニ」と使うことで、先の「パニくっている」や、「パニくりそう」(パニックになりそう)のように用いられています。
「パニくる」の表現の使い方
「パニくる」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、主に若者の間で使われており、年配の人はあまり使うことはないでしょう。
その為、若者言葉だと言える為、使う際には相手を選ばないといけません。
「あれこれと言われて、頭がパニくっている」などという用い方が多く、それだけ混乱しているという解釈で使います。
また、そうなりそうだと「パニくりそうなんで、もう少し簡単に説明して」のように使うこともあり、混乱に絡んで広く使われている言葉です(あくまで若者の間でです)。
「パニくる」を使った例文と意味を解釈
「パニくる」を使った例文と、その意味の解釈です。
まだそうでもない場合でも、大げさに使われることもある言葉なので、本当にそうなのかは定かではないところがあります。
- 「パニくる」を使った例文1
- 「パニくる」を使った例文2
「パニくる」を使った例文1
「明日一気に全部を終わらないといけないとか、超パニくるんですけど!」
若者言葉では、この「超」という表現をよく使います。
「超パニくる」とすることで、大きな混乱になるという意味になりますが、先のように、実際にはそこまでではなくても使うことがある為、額面通りに捉えることはない場合もあります。
「パニくる」を使った例文2
「それほどパニくることでもないだろう」
そんなに混乱するべき事態でもないと言っている使い方です。
「パニくる」は、普通ではない(混乱した)状態を表す言葉なので、そこまではいかないだろうと言っている使い方になります。
簡単に使われることも多い言葉の為、どこまで本当に「混乱」しているのか分からない場合も多く、後は使った人次第ということになります。
「パニくる」の類語や類義語
「パニくる」の類語や類義語を紹介します。
こちらも混乱していることを表す為の言葉です。
- 「狼狽する」【ろうばいする】
「狼狽する」【ろうばいする】
慌てふためくことを意味する言葉です。
うろたえている様子の表現にもなり、「パニくっている」状態の表現には「狼狽している」とすると、ほとんど同じ意味になります。
「それほど狼狽するほどのことでもないだろう」などと用いられることが多く、慌てることの意味でこちらもよく似た使い方ができます。
「パニくる」状態にはならないに越したことはありませんが、そこまでではないのに使われることも多い表現の為、そのように聞いた時でも実のところは定かではないと言えるでしょう。