「良心」とは?意味や類語!例文と解釈
「良心」という表現は「悪いことをする良心が咎める」や「人としての良心を失ってはいけない」といった文章で使われていますが、「良心」にはどのような意味があるのでしょうか?
「良心」という言葉の「意味・読み方・使い方・対義語・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「良心」とは?
- 「良心」の表現の使い方
- 「良心」の対義語
- 「良心」を使った例文と意味を解釈
- 「良心」の類語や類義語
「良心」とは?
「良心」という表現は、「物事の善悪や正邪を判断して、正しい行動をしようとする心の働き」を意味しています。
「良心」というのは、「善なる行為をして、悪なる行為を避けようとする心の働き」や「他者に危害を加えたり迷惑をかけたりした時に、自分も傷ついたように感じる心」のことを意味している表現なのです。
- 「良心」の読み方
「良心」の読み方
「良心」の読み方は、「りょうしん」になります。
「良心」の表現の使い方
「良心」の表現の使い方は、「物事の善悪・行動の正邪を道徳的に判断して、正しい行動をしようとする心の働き」を意味して使う使い方になります。
「良心」の言葉は、「良心が咎める(りょうしんがとがめる)」や「良心の呵責(りょうしんのかしゃく)」といった慣用的な表現で使うケースが多くなります。
例えば、「彼の大切にしていた車を傷つけてしまい、良心が咎めました」といった文章で使用することができます。
「良心」の対義語
「良心」の対義語として、「悪意(あくい)・悪心(あくしん)」があります。
「悪意」という表現は、「他人を憎んだり嫌ったりして、危害を加えようとする気持ち」を意味しています。
「悪心」というのは、「人を傷つけたり困らせたりするような悪い行為・活動をしようとする気持ち」を意味する言葉です。
それらの意味から、物事の善悪を分別して良い行為をしようとする心を意味する「良心」とは正反対の意味を持つ対義語(反対語)として、「悪意・悪心」を上げることができます。
「良心」を使った例文と意味を解釈
「良心」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「良心」を使った例文1
- 「良心」を使った例文2
「良心」を使った例文1
「自分を長年信頼してくれている親友を裏切るような真似をした時には、良心の呵責を感じました」
この「良心」を使った例文は、「親友を裏切るような真似をした時には、物事の善悪を判断する自分の正しい心から厳しく責められているように感じた」という意味合いで、「良心」という表現を使っています。
「良心」を使った例文2
「あなたに良心があるのであれば、パートナーにこんな残酷な仕打ちはできないはずです」
この「良心」を使った例文は、「良心」という表現を、「あなたに人に危害を加えた時に自分も傷ついたように感じる正しい心があるのであれば」という意味を持つ文脈で使用しています。
「良心」の類語や類義語
「良心」の類語・類義語を紹介して、その意味を説明していきます。
- 「道徳心・モラル」
- 「正義感・責任感」
「道徳心・モラル」
「良心」という表現は、「物事・自分の行為の正しさを判断する道徳心」や「ある行為の是非善悪を判断するための倫理観(モラル)」を意味しています。
これらの意味合いから、「良心」とほとんど同じような意味を持つ類語(シソーラス)として、「道徳心・モラル」を上げられます。
「正義感・責任感」
「正義感」という言葉は、「正しい行動をしたいと感じる気持ち・間違いを改めたいと思う心持ち」を意味しています。
「責任感」というのは、「自分が行った事柄について、自分に原因や負い目があると感じる心」や「何かをやり遂げなければいけないと感じる気持ち」を意味する表現です。
この意味から、正しい行為をして悪い行為を避けようとする気持ちを示す「良心」と類似した意味を持つ類義語として、「正義感・責任感」の表現を指摘できます。
この記事で解説した「良心」の表現には、「物事の善悪・正邪を判断して、正しい行動をしようとする心の働き」や「他者を傷つけた時に自分も傷ついたように感じる善なる心」などの意味があります。
「良心」の類語・類義語として、「道徳心・モラル」「正義感・責任感」などがあります。
「良心」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。