「力尽きる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「力尽きる」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「力尽きる」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「力尽きる」の意味
- 「力尽きる」の表現の使い方
- 「力尽きる」を使った例文と意味を解釈
- 「力尽きる」の類語や類義語
「力尽きる」の意味
「力尽きる」というのは「持っている力を全て力を使い果すこと」という意味です。
「それまで目標を持ってやっていた物事が失敗に終わる」という意味で使われることもあり、「夢が打ち砕かれる」などと言われることもあります。
例えば、定期試験の最後の科目が終わった時など、一気に「力尽きる」人もいるのではないでしょうか。
- 「力尽きる」の読み方
「力尽きる」の読み方
「力尽きる」の読み方は、「ちからつきる」になります。
簡単に「力尽きたら」困りますが、「力尽きる」という表現は日常的にも使われます。
ぜひ覚えておきましょう。
「力尽きる」の表現の使い方
「力尽きる」の表現の使い方を紹介します。
マラソン大会で最後まで走り抜き、「もう1歩も歩けない」という状態になった経験がある人もいるのではないでしょうか。
それはまさに「力尽きた」状態だといえます。
スポーツの試合で最後まで走り抜け、試合終了のときには「力尽きる」こともあるかもしれません。
オリンピックの選手たちは自分の本番で力を出し、最後に「力尽きてしまう」ということもあると言われています。
それほどまでに全力を出すということです。
「力尽きる」を使った例文と意味を解釈
「力尽きる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「力尽きる」を使った例文1
- 「力尽きる」を使った例文2
「力尽きる」を使った例文1
「夫は1日子供の面倒を見て、最後には力尽きたようです」
最近はイクメンという言葉がありますが、子供の面倒を見るお父さんも増えているのではないでしょうか。
子供の面倒は簡単だと思っている人もいるかもしれませんが、そんな事はありません。
お母さんが休めるようにとお父さんが子供の面倒を1日見た場合、1日の最後にお父さんが「力尽きてしまう」ということが珍しくないと言われています。
このような経験をしなくても、子育てが大変であるということを理解し、子育てに協力していきたいものです。
「力尽きる」を使った例文2
「最後の数学の試験が終わり、彼女は力尽きたようです」
試験が最後まで終わると、とても疲れとおもいます。
もうこれ以上勉強したくないと思うこともあるかもしれませんし、人によってはこれ以上筆記用具を持ちたくないと感じることもあるかもしれません。
試験用紙が回収されていくときにはこれで終わったという安心感と、この次には試験が返ってくるという緊張感がある、と複雑な気持ちを抱える人もいるのではないでしょうか。
「力尽きる」の類語や類義語
「力尽きる」の類語や類義語を紹介します。
- 「燃え尽きる」【もえつきる】
- 「夢破れる」【ゆめやぶれる】
「燃え尽きる」【もえつきる】
「燃え尽きる」というのは「すっかり燃えてしまう」という意味もありますが、「精神的な疲労が重なり気力が萎える」という意味でも使われます。
「くたびれる」「疲れる」とも言われます。
「夢破れる」【ゆめやぶれる】
「夢破れる」というのは「それまで目標を持ってやっていた物事が失敗に終わる」という意味です。
「夢が打ち砕かれる」と言われることもあります。
「力尽きる」という表現は日常的にも使われますので覚えておきましょう。
「力尽きる」まで努力ができるのは良いことです。