「数々」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「数々」という表現は「数々の素晴らしい作品を目にしました」や「言いたいことは数々あります」などの文章で使われますが、「数々」にはどのような意味があるのでしょうか?
「数々」の表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「数々」の意味
- 「数々」の表現の使い方
- 「数々」を使った例文と意味を解釈
- 「数々」の類語や類義語
「数々」の意味
「数々」という表現は、「数え上げることができる数・種類が多いこと」や「色々なものがあること・あれこれと数(種類)が多いこと」を意味しています。
「数々」というのは、「選手の自宅には数々の受賞メダルが飾ってあります」の文章では、「たくさんの数(種類)の受賞メダルが飾ってあること」を意味しているように、「何らかの物の数・種類が多いさま」を示唆しているのです。
- 「数々」の読み方
「数々」の読み方
「数々」の読み方は、「かずかず」になります。
「数々」の表現の使い方
「数々」の表現の使い方を紹介します。
「数々」の表現の使い方は、「対象となる物・人・事柄の数・種類が多いさま」や「色々な種類の物・事柄があるさま」を指し示して使うという使い方になります。
例えば、「この土地にまつわる思い出は数々あります」や「数々の有名人がその会合に出席していました」といった文章において、「数々」という表現を使用することができます。
「数々」を使った例文と意味を解釈
「数々」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「数々」を使った例文1
- 「数々」を使った例文2
「数々」を使った例文1
「旧友と一緒に懐かしい場所を巡りながら旅行をしていたら、数々の思い出がリアルによみがえってきました」
この「数々」を使った例文は、「旧友と旅行をしていたら、たくさんの過去に共有していた思い出がリアルによみがえってきた」という意味合いで、「数々」という表現を使っています。
「数々」を使った例文2
「付き合っていた恋人に対して、その時に言いたかったけれど言えなかった不満・怒りは数々あります」
この「数々」を使った例文は、「数々」という表現を、「付き合っていた恋人に対して、その時に言いたかったけれど言えなかった(数え上げられる)不満・怒りの数・種類が多くある」という意味を持つ文脈で使用しています。
「数々」の類語や類義語
「数々」の類語・類義語を紹介して、その意味を説明していきます。
- 「色々・雑多」
- 「多様性・バラエティー」
「色々・雑多」
「数々」という表現は、「物の数が多くて雑多なこと・色々な種類があるさま」を意味しています。
「雑多」というのは、「複数のもの・色々な種類のものが入り混じっている状態」を意味する言葉です。
その意味合いから、「数々」と良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「色々・雑多」の表現を上げられます。
「多様性・バラエティー」
「数々」という表現は、「その物・事柄の種類が多くて多様性があるさま」や「バラエティー(多様さ)に富んでいるさま」を意味しています。
「多様性・バラエティー」というのは、「一つだけの種類ではなくて、種類・ジャンルが多くて色々なものが混じって存在するさま」を意味する言葉です。
この意味合いから、「多様性・バラエティー」の表現を、「数々」と近い類似した意味を持つ類義語として解釈できます。
この記事で説明した「数々」の表現には、「数え上げることができる数・種類が多いこと」や「色々な物・事柄の種類があること、数が一つではなくて多いこと」などの意味があります。
「数々」の類語・類義語として、「色々・雑多」「多様性・バラエティー」などがあります。
「数々」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。