「手がかり」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「手がかり」は、事件の際などによく使われることになる言葉です。
目次
- 「手がかり」の意味とは?
- 「手がかり」の表現の使い方
- 「手がかり」を使った例文と意味を解釈
- 「手がかり」の類語や類義語
「手がかり」の意味とは?
「手がかり」とは、その件を解決する為の「糸口」と解釈する言葉です。
その件が大きく前進するほど重要なものから、あまり関係ないと思われるものまで、その有効性については千差万別だと考えていいでしょう。
つまり、同じ「手がかり」と使った時でも、それがどれだけ意味の通りとなるのかどうかは分からないということになりますが、何1つこれがないという事件の場合、どんな些細なものでも(実際には役に立たなくても)いいので欲しいと思うものです。
「手がかり」の表現の使い方
「手がかり」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、それを求めている時に使うことがほとんどですが、客観的に「手がかりが何もないと聞いている」などと用いられる場合も多いです。
そういった使い方は事件に関するニュースで多く、「まだこれといった手がかりは見付かっていないようです」のような使い方をされます。
事件以外でも、このシステムの改良に繋がるような手がかりが欲しい」などと用いることもでき、それに至る為の糸口(きっかけ)が欲しいと使う為の言葉です。
「手がかり」を使った例文と意味を解釈
「手がかり」を使った例文と、その意味の解釈です。
それによって大きく事が前進することも少なくない為、大きな事件では広くこれを求めることが少なくありません。
- 「手がかり」を使った例文1
- 「手がかり」を使った例文2
「手がかり」を使った例文1
「あの事件からもう5年になるが、これといった手がかりはまだ何も無いようだ」
事件から5年も経過してしまうと、それから大きな手がかりが出てくるようなことは少ないと言えるかも知れません。
ですが、少しでも何かの手がかりになるよう情報があればと、時効になるまでは常に募集し続けるものです。
日本では、殺人などの凶悪事件に対する時効という考え方は撤廃されましたが、強盗罪であれば公訴時効は10年、詐欺罪では7年となっています。
発生からこの期間が過ぎてしまうと、刑事罰を問われることはなくなります。
「手がかり」を使った例文2
「ちょっとした手がかりから全てが分かってしまうのが小説の中の名探偵だ」
そこからどうそのように繋がるのかと考えてしまうような推理をしてしまうのが、小説やドラマの中に登場する名探偵です。
そして、多くの場合で決して間違っていないのがすごい所ですが、実際にはそう簡単にいくはずもなく、あくまで架空の存在だと考えておきましょう。
「手がかり」の類語や類義語
「手がかり」の類語や類義語を紹介します。
この言葉に置き換えても意味が通ることがほとんどです。
- 「突破口」【とっぱこう】
「突破口」【とっぱこう】
「何らかの突破口が欲しい」のように、「手がかり」と近い意味で使われる言葉です。
やはり、事件や問題の解決などに対して使うことが多い表現になります。
一口に「手がかり」と言っても、その内容はそれこそ玉石混合だと言えるでしょう。
その為、集まった中からの取捨選択がとても大切になります。