「辿り着く」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「辿り着く」の意味

「辿り着く」というのは「やっと行き着く」「いろいろ苦労して目的地にやっと行き着く」という意味です。

「訪ね求めながらやっと目的地に行き着く」という意味もあり、苦労せずに簡単に到着した場合は「辿り着く」とは言いません。

例えば雪が台風によって行く手が阻まれてしまったり、車を運転する場合はタイヤがパンクしてしまったりしてトラブルに見舞われながら現地に到着した、などという時に「辿り着く」と使えます。

• 「辿り着く」の読み方

「辿り着く」の読み方

「辿り着く」の読み方は、「たどりつく」になります。

日常的にも使える表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。

「辿り着く」の表現の使い方

「辿り着く」の表現の使い方を紹介します。

例えばベルギーの小便小僧はとても有名ですが実際には小さすぎて、自分では見つけられなかったという人も多いのではないでしょうか。

周りの人に聞いたりしてやっと小便小僧が見られた場合、それは「小便小僧にやっと辿り着いた」といえます。

迷路を歩きながら時間をかけ、やっとの思いでゴールに到着したら、それも「やっとの思いでゴールに辿り着いた」といえます。

「辿り着く」を使った例文と意味を解釈

「辿り着く」を使った例文とその意味を解釈していきます。

• 「辿り着く」を使った例文1
• 「辿り着く」を使った例文2

「辿り着く」を使った例文1

「新しい校舎で迷子になりながら、やっと図書館に辿り着きました」

新入生として中学や高校に進学した後、その学校の内部をしっかり覚えるまでに時間がかかることもあるかもしれません。

どこに図書館があるのか、どこに理科室や音楽室があるのか、覚えなければいけないこともたくさんあります。

もしかしたら道に迷ってしまうこともあるかもしれません。

もしも移動教室等があったら、事前にその教室がどこなのか調べておくことも大切です。

「辿り着く」を使った例文2

「高速道路が渋滞していたため、時間をかけて実家に辿り着きました」

年末年始やお盆の時期などは帰省する人が増えるため、高速道路が渋滞する傾向にあります。

一般道であっても同じように混んでしまうことがあり、帰省する場合は余裕を持って運転するという人も多いのではないでしょうか。

渋滞しているときは交通事故なども起こりやすいですので、落ち着いて運転することが大切です。

イライラしないように気をつけましょう。

「辿り着く」の類語や類義語

「辿り着く」の類語や類義語を紹介します。

• 「到着する」【とうちゃくする】
• 「到達する」【とうたつする】

「到着する」【とうちゃくする】

「到着する」というのは「目的の場所に辿り着く」という意味です。

「目的とする地点に行き着く」時に使われる表現で、例えば「取材先に到着する」などと言われます。

「到達する」【とうたつする】

「到達する」というのは「行き着く」ということです。

「ある物事が特定の目的地や目標と同一の地点に来ること」を指します。

「同じ結論に到達する」などと使われることもあります。