「覆せる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「覆せる」は、まだそのような状況、状態だという意味で使うと覚えておきましょう。
目次
- 「覆せる」の意味とは?
- 「覆せる」の表現の使い方
- 「覆せる」を使った例文と意味を解釈
- 「覆せる」の類語や類義語
「覆せる」の意味とは?
「覆せる」は、「ひっくり返せる」という意味で使います。
「覆す」という表現で「ひっくり返す」という意味になり、それができると意味するのが「覆せる」という言葉です。
「3点差までなら覆せる」のように用いる言葉で、そこまでならひっくり返せると考えているという意味になり、そうできると言い切っている表現ですが、そう思う(その可能性がある)という解釈で使っても構いません。
- 「覆せる」の読み方
「覆せる」の読み方
「覆せる」の読み方は、「くつがえせる」になります。
前述の「覆す」(くつがえす)で「ひっくり返す」と解釈する他に、「覆る」(くるがえる)は「ひっくり返る」、「覆せない」(くつがえせない)とすると「ひっくり返せない(それは難しい)」といった意味になり、これらの形でもよく使われる言葉です。
「覆せる」の表現の使い方
「覆せる」の表現の使い方を紹介します。
冒頭のように、まだそれが可能だと考えて使う言葉の為、今の状況、状態でも「諦めていない」からこそ使う表現です。
スポーツの点数などで明確な差がある場合や、意見が通る、通らないといったことにも使うことができ、もっと大きな野党、与党といった関係にも使われる言葉です。
「覆せる」を使った例文と意味を解釈
「覆せる」を使った例文と、その意味の解釈です。
それができると考えているなら、積極的に使って構いません。
- 「覆せる」を使った例文1
- 「覆せる」を使った例文2
「覆せる」を使った例文1
「これくらいの差なら、まだ覆せるかも知れない」
まだ諦めるほどの差ではないと使っている例です。
最後の「かも知れない」は付けなくてもほとんど意味は変わりません。
実際にそれができるかどうかとは別に、そう思っているなら使って構わない言葉です。
「覆せる」を使った例文2
「簡単に覆せると思うなよ」
こちらは逆に、簡単にひっくり返せるとは考えるなと言っています。
それを行うことが「覆す」と表現され、無理だった時には「覆せなかった」といった形で使われます。
「覆せる」の類語や類義語
「覆せる」の類語や類義語を紹介します。
- 「逆転できる」【ぎゃくてんできる】
- 「ワンチャンある」【わんちゃんある】
「逆転できる」【ぎゃくてんできる】
「覆せる」は、この「逆転できる」と言い換えることができます。
「まだまだ覆せる」は、「まだまだ逆転できる」とそのまま置き換えられ、一般的にはこちらの方が意味が分かりやすい表現だと言っていいでしょう。
「ワンチャンある」【わんちゃんある】
若者言葉で、少しでも覆せる可能性があるという意味で使われます。
ただし、それがかなり難しいと思われ状況、状態であっても用いられる為、「覆せる」と使うより、そうなる可能性は低いと言わざるを得ない表現です。
「覆せる」は、まだ諦めていない状況、状態で使う言葉です。
実際には無理だとしても、そう考えていてこそ使える表現だと言っていいでしょう。