「延々」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「延々」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「延々」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「延々」の意味
- 「延々」の表現の使い方
- 「延々」を使った例文と意味を解釈
- 「延々」の類語や類義語
「延々」の意味
「延々」というのは「長く続く様」という意味です。
その一方で「永遠」と誤って覚えている人もいますので、気をつけなければいけません。
「延々」は「長々と続く様子」を表し、「永遠」とは「果てなく続く」という意味ですので、意味が大きく異なります。
「このトンネルは延々と続いている」などと表現できます。
- 「延々」の読み方
「延々」の読み方
「延々」の読み方は「えんえん」になります。
先ほども述べたとおり、「永遠」と誤解している人が多いと言われていますので正しい表現を覚えておきましょう。
「延々」の表現の使い方
「延々」の表現の使い方を紹介します。
誰かからずっと愚痴を聞かされた経験がある人もいるのではないでしょうか。
実家に帰ったら母親からずっと近所の文句を聞かされた、などという場合、「延々と愚痴を聞かされた」と表現できます。
「永遠と口を聞かされた」ではありません。
また、「トンネルや長い道が延々と続いている」などと表現することも可能です。
これも「トンネルや長い道が延々と続いている」ではありません。
「延々」を使った例文と意味を解釈
「延々」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「延々」を使った例文1
- 「延々」を使った例文2
「延々」を使った例文1
「部長の自慢話は延々と続くから面倒だよ」
上司から自慢話を聞かされ、その終わりのない自慢話に嫌になってしまうという人もいるのではないでしょうか。
いつ終わるのかわからない、同じ話を繰り返し聞かされる、などという場合は「延々」という表現が使えます。
また、「延々と説教を食う」などと表現できますし、「延々と説明されたけれどよくわからない」などということも可能です。
長く話を聞かされる時などに使えますので、覚えておきましょう。
「延々」を使った例文2
「このトンネルは延々と続いていて途中で嫌になる」
長いトンネルはなんだか終わりがないような感じがして、できれば避けたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
高速道路の中には何キロも続く長いトンネルがたくさんあります。
運転していると、なんだかそのトンネルの中に込まれていくような感じがして怖い、と思う人もいるかもしれません。
トンネルの中などは特に安全運転が必要です。
「延々」の類語や類義語
「延々」の類語や類義語を紹介します。
- 「途切れない」【とぎれない】
- 「ダラダラと」
「途切れない」【とぎれない】
「途切れない」というのは「一続きのものが切れずに続いている」という意味です。
「いつまでも続く」と言われることもあります。
「ダラダラと」
「ダラダラと」というのは「その物事が終わることなく続いている」という意味です。
「止まることなく」「止むことなく」などとも言われます。
「延々」というのは日常的にもよく使われる表現です。
「永遠」と混同しないようにしっかりと覚えておきましょう。