「FPS」とは?!意味や解説
この「FPS」という言葉は、2つの全く異なる意味で使われています。
目次
- 「FPS」の1つ目の意味とは?
- 「FPS」の2つ目の意味とは?
- 「FPS」の読み方
「FPS」の1つ目の意味とは?
「FPS」の1つ目の意味は、“Frames Per Second”の略で、その映像が1秒間何コマ(の静止画)で作られているかを表現する言葉です。
これが多いほどスムーズに見えることになり、一般的な動画や放送では「30」が標準となっています。
アニメや映画では24コマと決まっており、15や35など中途半端な数字のことは少なく、多くの放送や動画は24、30、60のいずれかとなっています。
アニメが24なのは、実写ほど細かくする制作する必要がない為で、映画は映写機の関係で昔から「24」となっています(これに関しては実写、アニメとも共通です)。
60コマになると、24コマや30コマと比較してかなりスムーズに見えますが、比較的最近作られた映像のデジタル放送や実写のブルーレイディスクでもないとあまり見掛けることはなく、無理にここまで細かくすると、再生時にいわゆる「コマ落ち」をすることがあり、反ってスムーズに見られなくなってしまうこともあります。
「FPS」の2つ目の意味とは?
「FPS」のもう1つの解釈は、“First Person Shooter(Shooting)”を略した言葉としての使い方です。
オンラインゲームでよく見る自分の目線で進行する3Dタイプのシューティングゲームというジャンルに対して使う言葉で、銃を構えるとその銃や握っている手だけが画面に表示されるものがこのジャンルのゲームに当たります。
「あの○○ってFPS?」のように使われた時には、こちらの解釈だと考えていいでしょう。
「FPSは30でいいんだよね?」のような時には、先に紹介した映像のコマ数のことだとすぐに分かります。
「FPS」の読み方
「FPS」は、そのまま「エフピーエス」と読んでください。
これはどちらの意味で使う場合でも同じです。
ゲームのジャンルの場合、略さずに「ファーストパーソンシューター」と使われることも多いです。
全く異なる解釈で、使い方も違う為、「FPS」と聞いた時にはその使い方からすぐにどちらの意味なのか分かるでしょう。