「取り立てて」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「取り立てて」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「取り立てて」という言葉を使った例文や、「取り立てて」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「取り立てて」とは?意味
- 「取り立てて」の表現の使い方
- 「取り立てて」を使った例文や短文など
- 「取り立てて」の類語や類義語・言い換え
「取り立てて」とは?意味
「取り立てて」には、「多くの物事の中から、 わざわざ取り上げること」という意味があります。
- 「取り立てて」の読み方
「取り立てて」の読み方
「取り立てて」の読み方は、「とりたてて」になります。
「取り立てて」の表現の使い方
「取り立てて」の表現の使い方を紹介します。
「取り立てて」は、「多くの物事の中から、 わざわざ取り上げること」を意味します。
そこで、何かを多くの中から特別に取り上げる時に、「取り立てて」という言葉を使ってみましょう。
また「取り立てて」は「取り立てて、○○ない」というように、後に打消しの言葉を使った文章になることが多くなっています。
例えば、友達を呼び出したものの、特別に取り上げて話すようなことはないということがあるかもしれません。
このような時、「呼び出したけど、取り立てて話はないんだ」などと、「取り立てて」と井言葉を使ってみましょう。
「取り立てて」を使った例文や短文など
「取り立てて」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「取り立てて」を使った例文1
- 「取り立てて」を使った例文2
「取り立てて」を使った例文1
「小さなミスを『取り立てて』責める上司がいる」
この例文は、ビジネスシーンで「取り立てて」を使った文章になります。
部下の小さなミスを、特別に取り上げて、しつこく責める上司がいるという文章になります。
このように「取り立てて」は、「多くの物事の中から、 わざわざ取り上げること」を意味します。
あえて「取り立てて」責めるようなミスでないことを、しつこく責める上司は、部下から嫌われてしまうかもしれません。
「取り立てて」を使った例文2
「『取り立てて』言うようなエピソードはない」
この例文は、特別に取り上げて、話すようなエピソードはないという意味があります。
例えば旅行に行った帰りに、友達から、旅行の話を聞かれるかもしれません。
しかし、特別に取り上げて話すような出来事が起こらなかった時、「取り立てて、話すことはない」などという言い方をします。
「取り立てて」の類語や類義語・言い換え
「取り立てて」の類語や類似を紹介します。
- 「特に」【とくに】
- 「格別に」【かくべつに】
「特に」【とくに】
「特に」は、「普通と違い、ひときわ際立っている」を意味します。
「特に体が大きい」という言葉には、「普通と違って、際だって体が大きい」という意味があります。
「特に話はない」「特に暑い」などという使い方をします。
「格別に」【かくべつに】
「格別に」は、「普通の場合とは、物事が特別に違っていること」を意味します。
「格別に素晴らしい作品」には、「普通の作品とは程度が違うほど、素晴らしい作品」という意味があります。
「格別に褒める」「格別な夜」という使い方をします。
「取り立てて」という言葉について見てきました。
多くの中から、特別に取り上げて、何かをする時に、「取り立てて」という言葉を使ってみましょう。