「語り口」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「語り口」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「語り口」という言葉を使った例文や、「語り口」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「語り口」とは?意味
- 「語り口」の表現の使い方
- 「語り口」を使った例文や短文など
- 「語り口」の類語や類義語・言い換え
「語り口」とは?意味
「語り口」には、「語る時の口調」という意味があります。
また「落伍や浄瑠璃などを語る時の調子や態度」を意味します。
- 「語り口」の読み方
「語り口」の読み方
「語り口」の読み方は、「かたりくち」になります。
「語り口」の表現の使い方
「語り口」の表現の使い方を紹介します。
「語り口」は、「話す時のリズムや声の調子のこと」を意味します。
例えば、同じ職場の同僚に、語る時の口調に特徴がある人がいるかもしれません。
そのような人の様子を、他の人に伝える時、「同じ職場で働いている人の、語り口が特徴的だ」などと「語り口」を使った文章にできます。
また「語り口」には、「落語や浄瑠璃などを語る時の調子や態度」という意味があります。
そこで、落語や浄瑠璃を見た後で、「素晴らしい語り口だった」「見事な語り口だった」などと、「語り口」という言葉を使って感想を言い合ってみましょう。
「語り口」を使った例文や短文など
「語り口」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「語り口」を使った例文1
- 「語り口」を使った例文2
「語り口」を使った例文1
「会社が倒産することを、社長は淡々とした『語り口』で社員に伝えた」
この例文は、会社が倒産するという衝撃的なニュースを、社長が淡々とした口調で社員に伝えたという文章になります。
このように「語り口」は、「話す時のリズムや声の調子のこと」を意味します。
衝撃的なため、社員が動揺しないよう、淡々として「語り口」で、伝えようとしたのかもしれません。
「語り口」を使った例文2
「彼は近い将来名人になりそうな、『語り口』をする落語家だ」
この例文は、落語を見た時に、ある落語家が語る時の調子や態度が見事だと感じ、きっと近い将来に、名人と呼ばれるようなるだろうと感じたという文章になります。
このように「語り口」には、「落語や浄瑠璃などを語る時の調子や態度」という意味があります。
名人になる人が若い頃の「語り口」を見られることは、ファン冥利に尽きるかもしれません。
「語り口」の類語や類義語・言い換え
「語り口」の類語や類似を紹介します。
- 「口調」【くちょう】
- 「声色」【こわいろ】
「口調」【くちょう】
「口調」には、「口に出した時の、話し方の様子や口ぶりのこと」という意味があります。
「口調をまねる」という言葉には、「物の言い方の様子をまねる」という意味があります。
「声色」【こわいろ】
「声色」には「声のトーン」「声の調子」「声音」という意味があります。
「声色がいつもと違う」という言葉には、「声の調子がいつもと違う」という意味があります。
「声色をまねる」などという使い方をします。
「語り口」という言葉について見てきました。
語る時の口調について話す時、落語や浄瑠璃などを語る時の調子や態度について話す時、「語り口」という言葉を使ってみましょう。