「遠縁」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「遠縁」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「遠縁」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「遠縁」の意味
- 「遠縁」の表現の使い方
- 「遠縁」を使った例文と意味を解釈
- 「遠縁」の類語や類義語
「遠縁」の意味
「遠縁」というのは「遠い血縁」「遠い親戚」という意味があります。
「相手と遠い血縁関係にある」という意味であり、日常的にも使われるのではないでしょうか。
例えば、自分の両親や祖父母、叔父叔母、いとこあたりまでは頻繁に付き合いもあるかもしれません。
民法725条は親族を「6親等以内の血族、配偶者、3親等以内の姻族」と規定しています。
「遠縁」の規定はありませんが、ここに含まれない場合は「遠縁」と言えるでしょう。
- 「遠縁」の読み方
「遠縁」の読み方
「遠縁」の読み方は、「とおえん」になります。
「とうえん」ではありませんので気をつけましょう。
「遠縁」の表現の使い方
「遠縁」の表現の使い方を紹介します。
「遠縁」は「遠い血縁」という意味になります。
「彼は私の遠縁に当たります」などと使えます。
先程親族の規定について紹介しましたが、もしも親族に当たるほど近い親戚ではないという場合、「遠縁」という表現が使えるのではないでしょうか。
「彼女は私の遠縁です」などと表現できます。
「遠縁」を使った例文と意味を解釈
「遠縁」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「遠縁」を使った例文1
- 「遠縁」を使った例文2
「遠縁」を使った例文1
「彼女は私の遠縁に当たりますが、まだ1度も会ったことがありません」
「遠縁」という事は、そもそもなかなか会う機会がないかもしれません。
結婚式などでも、「遠縁」の場合は招かれないこともあるでしょう。
お葬式の時には集まり、「遠縁」だと初めて気づくこともあるのではないでしょうか。
そのため、誰にでも「遠縁」の人がいるにもかかわらず、その人に実際に会ったことがある、というのは稀かもしれません。
「遠縁」を使った例文2
「クラスメイトが実は遠縁の親戚だという事を知り、驚きました」
学校でクラスメイトと仲良くなり、後から実は「遠縁」だった、と聞くこともあるかもしれません。
普段から交流がない「遠縁」の人であれば、もしかしたら名前もよくわからないということもあるのではないでしょうか。
話をしているうちに「もしかして」と気づくこともあるかもしれません。
「遠縁」の類語や類義語
「遠縁」の類語や類義語を紹介します。
- 「遠い親戚」【とおいしんせき】
- 「遠い血縁」【とおいけつえん】
「遠い親戚」【とおいしんせき】
「遠い親戚」というのは「相手と遠い血縁関係にある」という意味になります。
「遠い親戚」であっても、お葬式で集まるなどということがあるのではないでしょうか。
先ほど「親戚」の定義を紹介しましたが、「遠い親戚」には何親等などという決まりがありません。
「遠い血縁」【とおいけつえん】
「遠い血縁」というの「血縁関係において遠い関係」という意味になります。
「血縁」というのは「血のつながりがある関係」という意味です。
「遠縁」という表現は法事などでも使われる表現です。
ぜひ覚えておきましょう。