「無茶」とは?意味や使い方!例文や解釈
「無茶」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「無茶」という言葉を使った例文や、「無茶」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「無茶」とは?
- 「無茶」の表現の使い方
- 「無茶」を使った言葉と意味を解釈
- 「無茶」を使った例文や短文など
- 「無茶」の反対語
- 「無茶」の類語や類義語・言い換え
- 「無茶」の英語と解釈
「無茶」とは?
「無茶」には「でたらめなこと、筋道が立たないこと」という意味があります。
また、「無茶」には「異常に程度がひどいこと」という意味があります。
- 「無茶」の読み方
「無茶」の読み方
「無茶」の読み方は、「むちゃ」になります。
「無茶」の表現の使い方
「無茶」の表現の使い方を紹介します。
「無茶」には「でたらめなこと、筋道が立たないこと」という意味があります。
例えばラーメン店の行列に並んでいる時に、横入りしてくる人がいる時、筋道が立たない行動をしていると感じるでしょう。
このような様子を見た時、「行列に横入りするのは、無茶な行動だ」などと、「無茶」という言葉を使って非難できます。
また、「無茶」には「異常に程度がひどいこと」という意味があります。
例えば会議の席で、異常に程度のひどい発言をする人がいるかもしれません。
会議中に、セクハラ発言をするような人を見た時、「会議中に無茶な発言をする人がいる」などと、「無茶」という言葉を使って、指摘してみましょう。
「無茶」を使った言葉と意味を解釈
「無茶」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「無茶な話」【むちゃなはなし】
- 「無茶ぶり」【むちゃぶり】
- 「無茶な行動」【むちゃなこうどう】
「無茶な話」【むちゃなはなし】
「無茶な話」は、「でたらめな話、筋道が通らない話」を意味します。
誰かと話し合いの場を持った時、明らかにでたらめな話をしたり、筋道が通らない話をする人がいる時、「無茶な話をしないでください」などと、「無茶な話」という言い回しを使えます。
「無茶ぶり」【むちゃぶり】
「無茶ぶり」という言葉があります。
「無茶ぶり」には、「無理な振りをする」という意味があります。
例えば、忘年会の席で、モノマネなどしたことがない人に対して、「彼は鶏のモノマネが得意です」などと言って、無理にモノマネをさせようとする振りを、「無茶ぶり」と言います。
あえて相手が苦手なことを振り、できないことで笑いを取ろうとする様子などを指します。
「無茶な行動」【むちゃなこうどう】
「無茶な行動」は、「程度が著しくひどい行動」を意味します。
例えば、線路の上を歩いてしまうような行為は、程度がひどい危険な行動になります。
このような行動を見た場合、「無茶な行動は控えるようにしよう」などと「無茶な行動」という言い回しを使いながら注意できます。
「無茶」を使った例文や短文など
「無茶」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「無茶」を使った例文1
- 「無茶」を使った例文2
「無茶」を使った例文1
「『無茶な』仕事の仕方をしたら、いつか失敗する」
この例文には、でたらめな仕事の仕方や、筋道が立たない仕事の、仕方をすると、いつか失敗するだろうという文章になります。
このように「無茶」には「でたらめなこと、筋道が立たないこと」という意味があります。
仕事の仕方にもセオリーがあり、失敗しにくい方法があります。
出来るだけセオリーを守り、「無茶な仕事の仕方」は避けるようにしましょう。
「無茶」を使った例文2
「『無茶な』要求をするなら、話し合いを切り上げたい」
この例文は、筋道が通らない要求をするなら、話し合いには応じられないという意味があります。
話し合いを成立させるためには、お互いが歩み寄り、譲歩する姿勢を見せる必要があります。
「無茶な要求」をする人は、話し合いをする気がないと思われても仕方ないかもしれません。
「無茶」の反対語
「無茶」の反対語を紹介します。
- 「正しい」【ただしい】
- 「真っ当」【まっとう】
「正しい」【ただしい】
「正しい」は、「道理にかなっていること」を意味しています。
そのため、「正しい意見」は、「道理にかなった意見」という意味になります。
「正しい人」「正しい答え」などという使い方をしてみましょう。
「真っ当」【まっとう】
「真っ当」は「まとも」を意味しています。
「真っ当なセリフ」は「まともなセリフ」という意味で使われています。
「真っ当に生きろ」「真っ当な人生を送りたい」などという使われ方をします。
「無茶」の類語や類義語・言い換え
「無茶」の類語や類似を紹介します。
- 「不条理」【ふじょうり】
- 「理不尽」【りふじん】
- 「筋違い」【すじちがい】
- 「出鱈目」【でたらめ】
「不条理」【ふじょうり】
「不条理」には、「物事の筋道が通らないこと」という意味があります。
「不条理な作品」「不条理な言い分」などという使い方をします。
「理不尽」【りふじん】
「理不尽」は、「道理をわきまえずに、無理なこと」を意味します。
「理不尽な仕打ちに堪える」「理不尽さに切れる」などという使い方をします。
「筋違い」【すじちがい】
「筋違い」という言葉もあります。
「筋違い」には、「道理に外れていること」という意味があります。
「あなたの意見は筋違いだ」という文章には、「あなたの意見は道理に外れている」という意味があります。
「筋違いの恨み」「筋違いの話」などという使われ方をしています。
「出鱈目」【でたらめ】
「出鱈目」は、「いい加減で筋が通らないこと」を意味します。
「出鱈目な話」は「いい加減で筋が通らない話」という意味で使われています。
「出鱈目な問題」「出鱈目な会社」などという使い方をしてみましょう。
「無茶」の英語と解釈
「無茶」の英語を紹介し、その意味を解釈して行きます。
「無茶」を英語にすると、“unreasonable”(アンリーズナブル)になります。
“unreasonable”には、「理不尽」「無茶」という意味があります。
また“rash”(ラッシ)という言葉にも「無茶」という意味が含まれます。
そこで「無茶」という言葉を、英語に直したい時は、“unreasonable”や“rash”という英語を使ってみましょう。
「無茶」という言葉について、見てきました。
でたらめなこと、筋道が立たないこと、異常に程度がひどいことについて話す時、「無茶」という言葉を使ってみましょう。