「中途半端」とは?意味や類語!例文と解釈
「中途半端」という表現は「作業が中途半端な形になりました」や「中途半端な態度で参加していました」などの文章で使われていますが、どのような意味を持つ表現なのでしょうか?
「中途半端」という言葉の「意味・読み方・使い方・語源・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「中途半端」とは?
- 「中途半端」の表現の使い方
- 「中途半端」の語源
- 「中途半端」を使った例文と意味を解釈
- 「中途半端」の類語や類義語
「中途半端」とは?
「中途半端」という表現は、「物事が完全ではなく未完成なさま」や「ある物事を最後まで完了させていないこと」を意味しています。
また、「中途半端」の言葉の意味として、「態度・行為などがどっちつかずではっきりしないさま」があります。
- 「中途半端」の読み方
「中途半端」の読み方
「中途半端」の読み方は、「ちゅうとはんぱ」になります。
「中途半端」の表現の使い方
「中途半端」の表現の使い方は、「ある物事・行為が完了していないさま」や「物事が不完全で未完了なさま」を指し示して使うという使い方になります。
例えば、「中途半端な状態にあった仕事を、近日中に再会する予定です」といった文章で使うことができます。
また「中途半端」の表現は、「態度・行動などがどっちつかずで曖昧なさま」を意味して使うこともできます。
例えば、「中途半端な気持ちで付き合うくらいなら、別れたほうが良いと考えています」などの文章で使用することが可能です。
「中途半端」の語源
「中途半端」の語源は、「中途(ちゅうと)」と「半端(はんぱ)」という言葉を組み合わせたことにあります。
「中途」という表現は、「物事や状況が終わっておらずまだ中途にあるさま」を意味しています。
「半端」という表現は、「どっちつかずであること・徹底していなくてはっきりしないさま」を示しています。
それらの語源の意味から、「中途+半端=中途半端」で「物事・行為が最後まで完了していないさま」や「態度・行動などがどっちつかずではっきりしないさま」を意味することになったのです。
「中途半端」を使った例文と意味を解釈
「中途半端」を使った例文を紹介して、その意味を分かりやすく解釈していきます。
- 「中途半端」を使った例文1
- 「中途半端」を使った例文2
「中途半端」を使った例文1
「細切れの時間で中途半端に勉強するよりも、まとまった時間で集中して勉強したほうが効果があります」
この「中途半端」を使った例文は、「中途半端」という表現を、「細切れの時間を使って、最後まで完了しないようなやり方で(不完全・不徹底なやり方で)勉強するよりも」という意味で使用しています。
「中途半端」を使った例文2
「中途半端な覚悟でこの給料の良い会社に就職したとしても、難易度の高い仕事内容や長時間の拘束に耐えられない可能性が高いのです」
この「中途半端」を使った例文は、「どっちつかずのはっきりしない(徹底していない)覚悟でこの給料の良い会社に就職したとしても」という意味合いを持つ文章で、「中途半端」という表現を使っています。
「中途半端」の類語や類義語
「中途半端」の類語・類義語を紹介して、その意味を説明していきます。
- 「未完成・不徹底」
- 「いい加減・どっちつかず」
「未完成・不徹底」
「中途半端」という表現は、「物事・行為が完成(完了)していないこと」や「物事・行動が徹底していなくて最後まで終わっていないさま」を意味しています。
その意味から、「中途半端」に良く似た意味を持つ類語(シソーラス)として、「未完成・不徹底」を指摘することができます。
「いい加減・どっちつかず」
「中途半端」という表現は、「態度・行為などが徹底していなくていい加減(曖昧・適当)なさま」や「態度・行動がどっちつかずであやふやなさま」を意味しています。
これらの意味合いから、「いい加減・どっちつかず」という表現を、「中途半端」の類義語として解釈することができるのです。
この記事で説明した「中途半端」の表現には、「ある物事・行為が最後まで完了していないさま」や「態度・行為などが徹底しておらず、どっちつかずであること」などの意味があります。
「中途半端」の類語・類義語として、「未完成・不徹底」「いい加減・どっちつかず」などがあります。
「中途半端」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。