「申し上げる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「申し上げる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「申し上げる」という言葉を使った例文や、「申し上げる」の類語を紹介して行きます。

目次
- 「申し上げる」とは?意味
- 「申し上げる」の表現の使い方
- 「申し上げる」を使った例文や短文など
- 「申し上げる」の類語や類義語・言い換え
「申し上げる」とは?意味

「申し上げる」には、「言う」という意味があります。
「言う」の謙譲語である「申す」に、さらに敬意を添えるための「上げる」、をつけた言葉になります。
- 「申し上げる」の読み方
「申し上げる」の読み方
「申し上げる」の読み方は、「もうしあげる」になります。
「申し上げる」の表現の使い方

「申し上げる」の表現の使い方を紹介します。
「申し上げる」には、「言う」という意味があります。
そのため、「言う」という言葉を、敬意を伝えたい相手に言う時に、「申し上げる」という言葉を使ってみましょう。
ただし職場などで、「申し上げる」を使うと、時代劇に登場する人のようになるため、「申し上げます」と、「ます」を付けて使いましょう。
例えば、会議の途中で、「さっき自分が言ったように」という言い回しを使いたくなるかもしれません。
しかし会議に参加している人に目上の人が多い場合は、尊敬表現にする必要があります。
そこで、「先ほど、私が申し上げました通り」と、「申し上げる」を使った文章にしてみましょう。
「申し上げる」を使った例文や短文など

「申し上げる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「申し上げる」を使った例文1
- 「申し上げる」を使った例文2
「申し上げる」を使った例文1
「私が将軍に『申し上げた』計画通りに攻めていたら勝てていた」
この例文は戦国時代などに登場する、参謀についての文章になります。
この人が将軍に言った、計画通りに敵を攻めていたら、勝っていたはずだという文章になります。
このように「申し上げる」は「言う」を意味する敬語表現になります。
「申し上げる」を使った例文2
「今日、パーティに参加されたご来賓の名前を、『申し上げます』」
この例文は、パーティの司会者が、参加した来賓の名前を言って行く場面になります。
来賓が来るような正式なパーティの場合は、司会者が敬語表現を使うため、「言う」の代わりに「申し上げます」という表現を使うことがあります。
「申し上げる」の類語や類義語・言い換え

「申し上げる」の類語や類似を紹介します。
- 「おっしゃる」【おっしゃる】
- 「話す」【はなす】
「おっしゃる」【おっしゃる】
「おっしゃる」は「言う」の尊敬語になります。
目上の人が何かを言った時、「○○さんがおっしゃった」というように、「おっしゃる」という言葉を使います。
「社長が、仕事を進めろとおっしゃった」という文章には、「社長が仕事を進めろと言った」という意味があります。
「話す」【はなす】
「話す」は、「言葉で相手に伝えること」を意味します。
また「話す」には「相談する」という意味もあります。
「父親に話してみる」という文章は、「父親に相談してみる」を意味します。
「申し上げる」という言葉について見てきました。
「言う」の謙譲語を話したい時、「申し上げる」「申し上げます」という言い回しを使ってみましょう。