「呵々」とは?!意味や解説
この「呵々」は、まず読み方から難しい言葉ですが、意味も知らないとまず分からないでしょう。
目次
- 「呵々」とは?
- 「呵々」を使った例文と意味を解釈
「呵々」とは?
「呵々」とは、大笑いする様子を指して使う言葉です。
また、その時の笑い声そのものとして使う場合もあり、「呵々と豪快に笑った」と使うと、豪快に大笑いしたことと表現することができ、「呵々、ああ愉快」のような用い方になると、「わっはっは、愉快だ」と言っているのと同じことになります。
ですが、現在普通にこの「呵々」と使うことは滅多になく、少し昔の小説の中で見掛ける程度だと考えておいていいでしょう。
そのようなシチュエーションがあったとしても、無理にこの言葉を使う必要はありません(多くの場合で使わない方が賢明です)。
- 「呵々」の読み方
「呵々」の読み方
「呵々」は、「かか」と読んでください。
「呵々大笑」(かかたいしょう)という四字熟語で使われることが多く、見た目のまま声をあげて大笑いする様子の表現になります。
一見では読み方が難しいように思えますが、簡単な覚え方があります。
それは、「呵」のくちへんをとってしまうという方法で、それによってそのまま「かか」と読むことができます。
「呵々」を使った例文と意味を解釈
「呵々」を使った例文と、その意味の解釈です。
意味はとても簡単な言葉なので、読み方と共に覚えてしまえばいいだけです。
- 「呵々」を使った例文1
- 「呵々」を使った例文2
「呵々」を使った例文1
「あの呵々とした様子には腹が立つというものだ」
誰かが大笑いしている様子に対して、腹が立つと表現しています。
色々な事情が考えられますが、そのようなこともあるものです。
「呵々」を使った例文2
「ここを勝って、呵々大笑といきたいものだ」
ここで勝つことで、皆で思いっ切り笑い合いたいと使っている例になります。
決勝戦などの本当に大事な試合の前には特にそう思うことでしょう。
「呵々」は、実際に使うことはなくとも、意味や使い方は覚えておいて損はない言葉だと言えるでしょう。