「駄犬」とは?!意味や解説
この「駄犬」は、本来の意味以外でも使われることがある言葉で、その場合は侮蔑表現になると考えてください。
目次
- 「駄犬」とは?
- 「駄犬」の概要
「駄犬」とは?
「駄犬」とは、「くだらない犬」だと表現する為の言葉です。
雑種で血統書のようなものはなく、利口でもない為、人を見れば誰彼構わず吠え立てるような犬のことだと解釈してください。
「あんな駄犬はいくらしつけをしても無駄だ」のような使われ方になり、まともにしつけることもできない(しつけても無駄な)犬だと言いたい時に使ってください。
本来の意味は以上ですが、そこから転じて「くだらない人間」を指して使うことがあります。
実際には周りと比較して「身分が低い」、または「役に立たない」といったような解釈で、「あんな駄犬を呼んだのは誰だ」などという使い方になり、先のように侮蔑表現として用いられます。
- 「駄犬」の読み方
「駄犬」の読み方
「駄犬」は、「だけん」と読んでください。
そのまま読めば問題のない言葉ですが、最近では「柴犬」(昔は「しばけん」と読みました)が「しばいぬ」と発音されるように、「犬」という漢字を「いぬ」と読むことが増えているので、この言葉もそのように読まないように注意してください。
「駄犬」の概要
「駄犬」を本来の意味ではなく、上に挙げたように人に対して使う時には、かなりの侮蔑になると考えていいでしょう。
人のことを「犬」と表現するだけでも大変失礼になりますが、それに加えて「くだらない」と表現していることから、できれば使うべきではない言葉です。
自らのことをそのように表現した場合、自嘲表現になると考えていいでしょう。
「俺のような駄犬が来るような場所ではなかった」といったような使い方になることが多く、自分には相応しくない所に来てしまったと表現しています。
人のことを「駄犬」などと使うのは、もちろんおすすめできませんが、どうしてもの時には決してその本人には分からない(聞こえない)ように使ってください。