「苛辣」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「苛辣」という表現は「苛辣な性格をした人には近寄りがたい」や「苛辣な仕打ちを受けました」といった文章で使われますが、「苛辣」にはどんな意味があるのでしょうか?
「苛辣」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「苛辣」の意味
- 「苛辣」の表現の使い方
- 「苛辣」を使った例文と意味を解釈
- 「苛辣」の類語や類義語
「苛辣」の意味
「苛辣」という表現は、「性格・行為・状況・事態などが、厳しくてはげしいさま」や「相手に対して攻撃的・否定的で非常につらく当たるさま」を意味しています。
「苛辣」という表現の「苛」という漢字には「厳しい・いじめる・悩ます」などの意味があり、「辣」という漢字には「つらい・しんどい・すごい・からい」などの意味があります。
- 「苛辣」の読み方
「苛辣」の読み方
「苛辣」の読み方は、「からつ」になります。
「苛辣」の表現の使い方
「苛辣」の表現の使い方を紹介します。
「苛辣」の表現の使い方は、「性格や行為、状況、事態などが厳しくて激しい場合」や「厳しくて相手の当たりがきつすぎる場合」に使うという使い方になります。
例えば、「苛辣な攻撃を受けて味方の部隊の多くがやられてしまいました」や「苛辣な性格で知られる彼女は恐れられていました」といった文章で使用することができます。
「苛辣」を使った例文と意味を解釈
「苛辣」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「苛辣」を使った例文1
- 「苛辣」を使った例文2
「苛辣」を使った例文1
「苛辣な性格の人とずっと一緒に仕事をしていると、神経が磨り減って疲労困憊してしまいます」
この「苛辣」を使った例文は、「苛辣」という表現を、「非常に厳しくて当たりがきつい性格(攻撃的な性格)の人」という意味合いで使用しています。
「苛辣」を使った例文2
「苛辣な状況に追い込まれても諦めずに、状況の打開策を模索することで道が開けてくることもあります」
この「苛辣」を使った例文は、「厳しくて非常につらい状況に追い込まれても諦めずに」という意味を持つ文脈で、「苛辣」という表現を使っています。
「苛辣」の類語や類義語
「苛辣」の類語や類義語を紹介して、その意味を説明していきます。
- 「苛烈・苛酷」
- 「辛辣・痛烈」
「苛烈・苛酷」
「苛烈」という表現は、「行為・状況などが非常に厳しくてはげしいさま」を意味しています。
「苛酷」という言葉は、「人の扱い方が非常に厳しくてむごいさま」を意味しています。
それらの意味合いから、非常に厳しくて激しいを示す「苛辣」の類語(シソーラス)として、「苛烈・苛酷」を指摘することができます。
「辛辣・痛烈」
「辛辣」という言葉は、「言動・態度・批評などが、極めて手厳しくてはげしいさま」を意味しています。
「痛烈」というのは、「非常に手厳しくて攻撃的なさま・手加減や容赦がなく厳しいこと」を意味している表現です。
この意味から、とても厳しくてはげしいことを意味する「苛辣」と良く似た意味を持つ類義語として、「辛辣・痛烈」を上げられます。
この記事で解説した「苛辣」の表現には、「性格・態度・状況・事態などが、厳しくてはげしいさま」や「自分に対する相手の対応がひどく攻撃的・否定的でつらいさま」などの意味があります。
「苛辣」の類語・類義語として、「苛烈・苛酷」「辛辣・痛烈」などがあります。
「苛辣」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。