「稼ぎ頭」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
映画やドラマなどで「稼ぎ頭」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「稼ぎ頭」の意味
- 「稼ぎ頭」の表現の使い方
- 「稼ぎ頭」を使った例文と意味を解釈
- 「稼ぎ頭」の類語や類義語
「稼ぎ頭」の意味
「稼ぎ頭」の意味は以下の2つです。
1つ目は、「組織や集団で仕事をしている人のうち、最も高収入の人のこと」です。
会社だけではなく、家族にも使われ、最もお金を稼いでいる人のことを言います。
2つ目は、「企業やその業界において、最も収益をあげている商品のこと」です。
メーカーならば製品のことを言いますが、サービスや接客、芸能界などでは人材を表すこともあります。
- 「稼ぎ頭」の読み方
- 「稼ぎ頭」の言葉の成り立ち
「稼ぎ頭」の読み方
「稼ぎ頭」の読み方は、「かせぎがしら」になります。
「かせぎあたま」と読み間違わない様にしましょう。
「稼ぎ頭」の言葉の成り立ち
「稼ぎ頭」の「稼ぎ」とは、動詞「稼ぐ」の連用形です。
意味は「生計を立てる為に一生懸命働く」「試合で得点をあげる」「自分の評価が高くなる様に行動する」です。
「頭」は「あたま」という意味の他に「人やものの一番上」「組織を統率する人」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「生計を立てる為に一生懸命働く人の一番上の存在」という意味で使われています。
「稼ぎ頭」の表現の使い方
「稼ぎ頭」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- ほめ言葉として使われる
文法的な使い方
「稼ぎ頭」は名詞ですので、文末に使う時には形容動詞として「稼ぎ頭だ・である」になります。
一つの状態を表す言葉で、基本的に文法的な変化はありません。
ほめ言葉として使われる
「稼ぎ頭」は、何人か稼いでいる人やものの中でも最も稼いでいる人やものに対して使われます。
それほど能力が高かったり、人気があることを示すほめ言葉となります。
「稼ぎ頭」を使った例文と意味を解釈
「稼ぎ頭」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「稼ぎ頭」を使った例文1
- 「稼ぎ頭」を使った例文2
「稼ぎ頭」を使った例文1
「我が社は稼ぎ頭の携帯部門が全てを担っている」
その会社では、新たに携帯電話のサービスを始めてから業績が向上していき、現在では主力部門になっています。
「稼ぎ頭」を使った例文2
「長女が一家の稼ぎ頭になっている」
家族の多い家庭で、長女が最も多く稼いで一家の生計を支えていることを表しています。
「稼ぎ頭」の類語や類義語
「稼ぎ頭」の類語や類義語を紹介します。
- 「千両役者」【せんりょうやくしゃ】
- 「トップセールス」【とっぷせーるす】
「千両役者」【せんりょうやくしゃ】
「ベテラン役者で芸が上手く人気があること」で、「年間で千両以上のお金を稼いでいたこと」からきています。
転じて「優れた能力を持ち、大きな活躍をして周囲から注目される人」という意味で使われています。
「トップセールス」【とっぷせーるす】
「会社の営業で、売り上げが最も高い人のこと」という意味です。
「稼ぎ頭」は「組織や集団で仕事をしている人のうち、最も高収入の人のこと」「企業やその業界において、最も収益をあげている商品のこと」という意味があります。
最も高収入な人や商品に対して使いましょう。