「位置づけ」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「位置づけ」は、色々な対象に使える言葉で、それだと決める場合に用いられます。
目次
- 「位置づけ」の意味とは?
- 「位置づけ」の表現の使い方
- 「位置づけ」を使った例文と意味を解釈
- 「位置づけ」の類語や類義語
「位置づけ」の意味とは?
「位置づけ」とは、その対象がどの位置や立場などに相当するかを決める為の言葉です。
決めると言っても、そうだと考えるという程度でも使うことができる言葉で、あくまで使った人がそのように考えているという解釈で構いません。
「彼はこのチームでは2番手という位置づけだ」と使うと、その選手がチーム内で2番目に優れた選手だと言っており、そのように使った人がそう思っていることが分かります。
この使い方では、他の人からもそう思われているというニュアンスが含まれますが、決してそうとは限りません。
- 「位置づけ」の読み方
「位置づけ」の読み方
「位置づけ」の読み方は、「いちづけ」になります。
「位置付け」と漢字にして使っても構いませんが、その場合に「いちずけ」という読みの記載にならないように注意してください。
その間違いを防ぐ為か、「位置づけ」と「付け」は漢字にしないことも多く、ここでは「位置づけ」の方で統一して解説します。
「位置づけ」の表現の使い方
「位置づけ」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、様々な対象のポジションや意味合いを決める為の言葉です。
「日本は世界の中では第三位の経済大国という位置づけだ」のような使い方から、「あの車は一応スポーツカーという位置づけになる」などといった使い方まで、あるカテゴリーやその分野の中でどのような位置に属しているかということがこの言葉によって表現できます。
ですが、先のように必ずしもその通りではない場合にも使える表現なので、上の経済大国の例は誰もが知っている正確なことなので間違いありませんが、スポーツカーの方は使った人がそう考えているだけかも知れず、違う人から見ればセダンに過ぎないと思うかも知れません。
「位置づけ」を使った例文と意味を解釈
「位置づけ」を使った例文と、その意味の解釈です。
この言葉でそうだと表現されていても、そうではないと思うことも多々あるものです。
- 「位置づけ」を使った例文1
- 「位置づけ」を使った例文2
「位置づけ」を使った例文1
「この車はRVという位置づけらしいが、自分にはSUVにしか思えない」
また車での例になりますが、RVと呼ばれるオフロードでの走行に特化したカテゴリーの車が、自分には多少そのような場所も走れるSUVにしか見えないと使っています。
車のこのようなカテゴリーには厳密な区分けというものがない為、メーカーがRVとして発売していれば、その車は一般にRVだと表現されますが、人によってはSUVと変わらないと思ってしまっても仕方ないでしょう。
「位置づけ」を使った例文2
「こんなに低い位置づけをされるとは思わなかった」
考えているより低く評価されたことに使っている例になります。
「位置づけ」は、それをした側の解釈が大きい言葉なことから、そこまで気にすることはない場合も多いです。
「位置づけ」の類語や類義語
「位置づけ」の類語や類義語を紹介します。
こちらは意味が限定された言葉になります。
- 「格付け」【かくづけ】
「格付け」【かくづけ】
どれくらいの「格」なのかを決める為に使う言葉で、その「格」に対する「位置づけ」と解釈して使ってください。
「このレストランは、かなりの高級店だと格付けされている」のような使い方をする言葉で、「ランク決め」だと考えると分かりやすいでしょう。
ただし、「位置づけ」と同様に、それが必ずしも正しいとは限りません。
尚、こちらは「格づけ」とはあまり使わず、この「格付け」の形が一般的です。
どのような「位置づけ」がされていたとしても、それに明確な根拠がない場合、参考程度だと考えて構わないことも多いと言えるでしょう。