「したり顔」とは?!意味や解説
この「したり顔」という言葉は、見聞きしたことがあっても、正確な意味までは分からない人も多いのではないでしょうか。
目次
- 「したり顔」とは?
- 「したり顔」を使った例文と意味を解釈
「したり顔」とは?
「したり顔」とは、「してやったり」といった表情のことで、その表現の為に使われる言葉です。
「あいつのあのしたり顔からすると、どうやらうまくいったらしい」などという用い方になり、何かが成功したことでそのような顔になると考えていいでしょう。
ただし、相手に対する挑発表現ともとられかねない為、スポーツなどの対戦競技で無闇に相手にそんな顔を見せるのはやめておいた方がいいでしょう。
- 「したり顔」の読み方
「したり顔」の読み方
「したり顔」は、そのまま「したりがお」と読んでください。
「泣き顔」や「笑い顔」などと同様に顔の表情に対して使われる言葉の1つで、一般的にはこの「したり顔」と平仮名のまま使って構いません。
漢字での表記では「為たり顔」と書きますが、当て字とも言われており、あまり使われることはないと考えておいていいでしょう。
「したり顔」を使った例文と意味を解釈
「したり顔」を使った例文、その意味の解釈です。
分かってしまうと簡単な言葉なので、解釈に迷うことはないでしょう。
- 「したり顔」を使った例文1
- 「したり顔」を使った例文2
「したり顔」を使った例文1
「そんなしたり顔をするほどのことでもないだろう」
したり顔は、意味の「してやったりという顔」を縮めたとも解釈される言葉です(諸説あります)。
大したことでもないのにそんな顔をされると、確かに反応に困ることがあるでしょう。
「したり顔」を使った例文2
「あのしたり顔を見ていると、無性に腹が立つというものだ」
先にも書いたように、したり顔は相手をこのような気分にさせてしまうことがあります。
いくら嬉しくても、基本的にはこっそりとするものです。
満面での「したり顔」は、見ていてあまり気分のいいものでもありません。
それが対戦相手などであれば尚更なので、その点に気を付けてください。